日本俺名山 2015

2015年も様々な出会いがありました。山との出会い、そして人との出会い。

そんな出会い多い一年の中でも、やはり南アルプス南部縦走が今年最大のハイライト。あの稜線を歩く日が、こんなに早く来るなんて。

今年の俺名山を選んだら半分が南アルプスで埋められましたが、それもまたよしですね。

1.赤石岳(南アルプス)

南アルプスの盟主。南アルプスの頂点。赤石山脈という南アルプスの正式名称は、この山からきています。

2.塩見岳(南アルプス)

ずっと行きたかった、いろんな想いの詰まった山。二年越しでようやくたどり着きました。

3.聖岳(南アルプス)

圧倒的な存在感と厳しい登り。最後の3000m峰にふさわしい、堂々とした山。

4.鶏冠山(奥秩父)

ヒリヒリする岩の稜線に、シビれるヤブ漕ぎ。一日中、わくわくが止まりませんでした。

5.檜尾岳(中央アルプス)

ここまでの風景、そしてここから先の風景、どちらを見ても心が洗われるような頂きでした。

6.牛奥ノ雁ヶ腹摺山(大菩薩山系)

広々とした山頂。笹原の向こうに富士山。地味だけど、登る人も少なく快適な山。

7.イザルヶ岳(南アルプス)

青空に映える広い広い山頂。長い縦走路を歩き通してここまで来た時、なんだかホッとしました。

8.荒川岳(南アルプス)

百名山の悪沢岳もいいけれど、悪沢から中岳の稜線も素敵だし、中岳から前岳へも美しい。ひとつを選べないので、三つまとめて俺名山に。

9.箱根山(箱根)

広々とした海と、長い海岸線が眼下に広がる気持ちのいい山頂。

10.兎岳(南アルプス)

百閒洞から聖岳へ向かうのに越えなきゃならない三つの2800m峰の三番目。名前はかわいいけど、手強い山です。

11.蛇骨岳(浅間山火山地域)

黒斑山から先のトレースのない雪の稜線を、胸まで踏み抜きながら歩いたのも楽しい思い出です。

12.大谷嶺(南アルプス)

日本三大崩れの大谷崩れの源頭。秋色に染まった美しい稜線でした。

13.宝剣岳(中央アルプス)

中央アルプスの盟主は、やはりここでしょう。雪の着いた岩場をドキドキしながら登りました。

14.鬼ヶ岳(御坂山地)

十二ヶ岳、節刀ヶ岳、王岳、毛無山と小粒だけどピリッと楽しい山々が周囲に数ある中で、ここが一番好き。眺めもよし。今度は花の季節に。

15.甲斐駒ヶ岳(南アルプス)

いまさら感もありますが、いままで俺名山に認定してないし、日向八丁尾根から登頂したのでその記念に。日向八丁尾根からの甲斐駒への道は、素晴らしい以外の言葉が見つかりませんでした。

この他にもいい山がたくさんありましたが、全部選ぶとかなりの数になってしまうので、涙をのんでカットしました。これは2015年の厳選した15座です。

2016年はどんな出会いが待ってるのかな。

それでは、どこかの山でお会いしましょう。