北アルプス日本二百名山

水と食料と酒とテント泊装備の詰まった重いザックを背負い、合戦尾根の急登を喘ぎ喘ぎ登った。

燕山荘に到着したときには、もうここでテント設営したいなという気持ちになっていた。ハイシーズン前なので、テントサイトには余裕がある。だ ...

谷川・越後日本二百名山

すごいすごいすごい、なんて美しいのだろう。青空に輝く白銀の稜線だ。

やっぱり諦めずに登ってきてよかった。

予報に反して早朝は曇天だった。気持ちも上がらず、重い足取りで登り続けた。

こんな天気で登って ...

尾瀬日本二百名山, 栃木百名山

夏の光に輝く緑の湿原、微風にゆれる純白のワタスゲ、そんな風景を求めて田代山へ向かった。

何年も前から登りたいと思っていた田代山だが、どうせ登るならワタスゲの最盛期に登りたい。しかし、ワタスゲシーズンは天候の安定しない日が多 ...

四国の山日本百名山, 日本二百名山

空は眩しく光り、山は白く輝いている。季節外れの昨夜の雪で薄化粧した稜線は、まるで粉糖をふりかけた洋菓子のようだ。

天気予報を精査して縦走に最適な日を選んだだけのことはある。降雪だけが心配だったが、この程度なら歩くのに問題は ...

関西の山日本二百名山, 日本三百名山

年末年始の天気は大荒れの予報であった。日本海側や東北は大雪になりそうだ。典型的な冬型の気圧配置で関東地方は晴天が続くが、せっかくなので遠出がしたい。なにせ年に一度の五連休なのだから。

ここ何年かの正月休みは九州に出かけてい ...

北アルプス日本二百名山

四日目の朝、ごそごそと寝袋から這い出した。今日が最終日だ。

室堂まで歩くだけではつまらないし、かといってあまり長時間の登山もやめておきたい。なにせ帰りの運転も残っている。

そこで奥大日岳まで行ってもどってくるこ ...

浅間・志賀日本二百名山

思わず手を使わざるを得ない嶮しい登り。見上げれば終わりを見ることもなく、まるで天まで昇るかのよう。足元は崩れて安定しない。縦横に張った木の根は、前日の大雨に濡れて滑る。

これはちょっとキツイな。標高差1000mをこの調子で ...

北アルプス日本百名山, 日本二百名山

テントの下の地面にはいくつもの大きな石が埋まっていて、頭を地上に出している。マットを敷いてもゴツゴツと背中に当たり、まっすぐ寝ることができない。石を避けてS字型になって、寝返りも打てずにひと晩を過ごした。縦走2日目も寝不足で始まった。 ...

中央アルプス日本二百名山

頭上には木々が生い茂り、足元は笹に覆われている。どこまで登っても同じ光景だ。経ヶ岳は木曽山脈の端に位置する独立峰のような山なので、里から登るとただひたすらに登りが続く。地味な急登だ。距離も長い。

いや、地味な山だってもちろ ...

九州の山, 福岡県日本二百名山, 門前町, 神社仏閣

英彦山に来るのは三度目だ。
いや、正確に言うと、英彦山の駐車場に来るのは三度目だ。

初めて来たのは何年前だろう、深夜に到着して仮眠し、夜明け前に起きて出発しようとしたらカメラがなかった。どれだけ車内を探してもない。 ...