尾去沢鉱山
かつて日本は資源国だった。金銀銅を豊富に産出し、黄金の島ジパングの噂は西洋にまで伝わった。黒いダイヤと言われた石炭は、明治の近代化や戦後の復興に貢献した。
だが、資源の枯渇や安価な海外産に押されて国内の鉱業は衰退し、エネル ...
海はいいよな
海はいいよな、心が晴れる。広々として、気持ちがふわっと軽くなる。
まあ海はどこでも海だから、いろいろな山に登るのは変化があって楽しいけど、いろいろな海で泳いでもあまり楽しくはない。登山を趣味とする人は多くても、海水浴を趣味 ...
古代の浪漫と過酷な現実 – 吉野ヶ里遺跡
1989年2月、吉野ヶ里遺跡が発掘された当時、ついに邪馬台国発見か!と話題になった。吉野ヶ里フィーバーが巻き起こり、2ヶ月間に100万人が訪れたという。あれから37年、吉野ヶ里は邪馬台国ではないというのが考古学界の結論のようだが、国内 ...
まんじゅうの天ぷら – 福島県 強清水
強清水物語
寛喜三年、村に木こりをしていた与曾一、与曾二という父子がいた。父の与曾一はまじめな働き者だったが、息子の与曾二は大のなまけ者で、年中酒をのみ、果てはおいはぎまでするようになっていた。
息子の与曽二の悪さ ...
赤べこ発祥の地、玉子下敷き式ソースカツ丼、裸詣りの寺 – 福島県 会津柳津
赤べこは木彫りの熊と並ぶ、もらってもあまり嬉しくはない昭和なお土産の代表だ。ゆらゆらと首が揺れる赤い牛の張子が、鮭を咥えた熊の木彫りとともに、実家の箪笥の上にも鎮座していた。
その赤べこ発祥の地が会津柳津なのだという。まっ ...
茅葺き屋根の宿場町に、今も佇む人がある – 福井県 板取
近江から栃ノ木峠を越えて、あるいは木ノ芽峠を越えて越前に入ると、最初の宿場が板取になる。板取は今庄宿の8キロほど手前にあり、ここが越前国の玄関口なのだ。国境に近いため、板取には関所が置かれていた。
本宿ではないものの、国境 ...
賑わいを失った街に光を – 福井県 今庄
京の都から西近江路で琵琶湖の西岸を北上し、敦賀を経由して越前へ至る北陸道と、中山道から分岐した後、琵琶湖の東岸を北上して越前へと向かう北国街道は、この今庄宿で合流した。
北陸道では木ノ芽峠を、北国街道では栃ノ木峠を越えると ...
牛肉と豪商の町 – 松阪
松阪といえば松阪牛だ。
日本全国数多くのブランド牛の中でも、松阪牛は押しも押されぬトップブランドである。
松阪牛は観光の目玉で、街を挙げて牛肉を推している。松阪牛の販売店や松阪牛を食べさせる店は数多い。 ...
超古代文明、竹内文書、キリストの墓、ピラミッド
今ここで白状するが、私はトンデモ歴史が大好物だ。超古代文明の存在、失われた大陸アトランティス、古代核戦争、オーパーツ、日ユ同祖論、土偶は宇宙人だった、与那国海底遺跡、義経=チンギス・ハーン説、イエズス会黒幕説などなどなど。加えてオカル ...
マルカンビル大食堂でナポリかつとソフトクリームを食べるの巻 – 花巻
花巻に来たのは学生時代以来になる。数十年ぶりの花巻の印象は、こんなに寂れてたっけ?だった。
とにかく街に活気がない。道行く人をまったく見ない。営業している店も極めて少ない。シャッター商店街どころか、店舗が取り壊されてアーケ ...