聖地長浜 – とんこつラーメン放浪記 2
都内のとんこつラーメン店には「長浜」を標榜する店が多かったけど、博多ラーメンと長浜ラーメンの違いはよくわからなかった。それもそのはずと現地まで来て理解した。長浜は博多に隣接する漁港で、中心街の天神から歩いてもそんなに遠くない。銀座と築 ...
きらびやかでうわついた12月の夜
夜の東京はきらびやかだ。
冬は陽が落ちるのが早く、仕事が終わる時間にはすっかり夜になっている。それはさみしくもあるが、きらびやかな夜の街を歩いて帰るのは悪くない。
大手町から東京駅まで歩いた。丸ビルに用があった ...
完全おまかせの旅 – 小田原
初めてお会いするTwitterのフォロワーさんに、お会いするついでに住んでる街を案内してもらうことになった。希望もお願いも特になしで、なんでもOK完全おまかせの旅である。
向かったのは小田原、ずいぶん前に一度だけ来たことが ...
夜風に吹かれて隅田川
清澄白河で軽く飲んだ後、八丁堀まで歩いて向かった。隅田川に出て川沿いを行く。
町中から川に出ると空間がぽっかり開いていて、なんだかホッとする。都心だと、こんなに開けた空間は公園か川岸しかない。
夜の東京は光の洪 ...
こみせの町並み – 黒石
弘前藩から分地された黒石は、後に藩となり弘前藩の支藩となる。人口が少なかったため、ねぶたや盆踊りといった行事を盛大に開催して近隣の農民を藩内へ集める政策を取った。そのため経済が発展して商家町としての性格を強くしていく。
こ ...
中級藩士の町並み – 弘前市仲町
戦国時代に南部藩から独立した津軽氏は、秀吉、家康に領地を安堵されて津軽地方の領主となった。江戸時代に入ると藩庁を弘前に置き、弘前城を築く。
弘前城は南北に長い。街道の整備により追手門が南に移されるまでは、北側の亀甲門が追手 ...
中山道二十六番目の宿場町 – 芦田宿
茂田井から芦田宿までは3km、せっかくなのでそこまで行ってみる。
芦田は望月や茂田井と比較すると、はるかに町らしい町だった。多少の賑わいもあり、すごい都会に来たような気分になる。
中山道沿いには本陣もあって宿場 ...
間の宿、茂田井
望月宿と次の芦田宿の間にある茂田井は間の宿として利用されていた。望月宿からたったの2kmしか離れてないので行ってみることにした。
幹線道路が集落を迂回して通っていて、集落内の道幅は江戸時代の街道そのままだ。
町 ...
中山道二十五番目の宿場町 – 望月宿
長野からの帰り道、カーナビに従って渋滞する幹線道路を外れると、古い町並みの残る集落に入った。中心部に小さな観光用の駐車場があったので、車を停めて散策することにした。
案内板によると、ここは中山道二十五番目の宿場町望月宿であ ...
山居倉庫
酒田といえば山居倉庫、町の紹介で必ず取り上げられるので、川に面して倉庫の並ぶ写真を見たことのある人は多いだろう。映画やドラマ、CMの撮影にも使われている。
山居倉庫は、その名の通り倉庫である。明治26年に酒田米穀取引所の付 ...