こみせの町並み – 黒石
弘前藩から分地された黒石は、後に藩となり弘前藩の支藩となる。人口が少なかったため、ねぶたや盆踊りといった行事を盛大に開催して近隣の農民を藩内へ集める政策を取った。そのため経済が発展して商家町としての性格を強くしていく。
こ ...
中級藩士の町並み – 弘前市仲町
戦国時代に南部藩から独立した津軽氏は、秀吉、家康に領地を安堵されて津軽地方の領主となった。江戸時代に入ると藩庁を弘前に置き、弘前城を築く。
弘前城は南北に長い。街道の整備により追手門が南に移されるまでは、北側の亀甲門が追手 ...
中山道二十六番目の宿場町 – 芦田宿
茂田井から芦田宿までは3km、せっかくなのでそこまで行ってみる。
芦田は望月や茂田井と比較すると、はるかに町らしい町だった。多少の賑わいもあり、すごい都会に来たような気分になる。
中山道沿いには本陣もあって宿場 ...
間の宿、茂田井
望月宿と次の芦田宿の間にある茂田井は間の宿として利用されていた。望月宿からたったの2kmしか離れてないので行ってみることにした。
幹線道路が集落を迂回して通っていて、集落内の道幅は江戸時代の街道そのままだ。
町 ...
中山道二十五番目の宿場町 – 望月宿
長野からの帰り道、カーナビに従って渋滞する幹線道路を外れると、古い町並みの残る集落に入った。中心部に小さな観光用の駐車場があったので、車を停めて散策することにした。
案内板によると、ここは中山道二十五番目の宿場町望月宿であ ...
山居倉庫
酒田といえば山居倉庫、町の紹介で必ず取り上げられるので、川に面して倉庫の並ぶ写真を見たことのある人は多いだろう。映画やドラマ、CMの撮影にも使われている。
山居倉庫は、その名の通り倉庫である。明治26年に酒田米穀取引所の付 ...
あぁ、麗しき鳥海山よ
酒田の街をぶらぶら歩いていると、鳥海山の姿が不意に目に飛び込んでくる。
なんて素敵な街なんだろう。至る所から鳥海山が見える。
毎日これを目にして育ったら、故郷の山への深い思いが心に刻まれるはずだ。
...
紅花とひな祭り – 河北町谷地
だだっ広くて中心街が無い。町歩きには最も適さないタイプの町だ。公共交通機関もほぼ無いと言ってよく、完全に車社会なのだろう。実際に、歩いてる人を見ることは稀である。
山形県西村山郡河北町谷地、観光地というわけでもなく、わざわ ...
金沢重伝建散策 第二日目 – 東山ひがし / 卯辰山麓 / 主計町
金沢散策二日目の朝、まずは東山ひがし地区へ向かった。ここが最も混雑するだろうから、朝の早い時間に訪れておきたい。
東茶屋街の町並みは、金沢を紹介する写真などで必ず目にする景観だ。山を背景にした茶屋街の町並みは、確かに整って ...
金沢重伝建散策 第一日目 – 寺町台 / にし茶屋街
石川県の県庁所在地で人口45万人の大都市にもかかわらず、金沢市内には4箇所の重要伝統的建造物群保存地区があり、中心部には兼六園という広大な庭園もある。古い町並みの残る都市だ。十数年前に金沢を訪れた際にひと通り見て回ったが、駆け足だった ...