憧れのヨーロッパ軒でカツ丼を食べる – 福井
カツ丼と言えば卵とじの地域で育ったので、初めてソースカツ丼に出会ったのは成人してからになる。初めてソースカツ丼を食べたのがどこだったかは覚えてないが、すごく損した気分になったのだけは記憶に鮮明に残っている。トンカツにソースかけただけじ ...
茅葺き屋根の宿場町に、今も佇む人がある – 福井県 板取
近江から栃ノ木峠を越えて、あるいは木ノ芽峠を越えて越前に入ると、最初の宿場が板取になる。板取は今庄宿の8キロほど手前にあり、ここが越前国の玄関口なのだ。国境に近いため、板取には関所が置かれていた。
本宿ではないものの、国境 ...
賑わいを失った街に光を – 福井県 今庄
京の都から西近江路で琵琶湖の西岸を北上し、敦賀を経由して越前へ至る北陸道と、中山道から分岐した後、琵琶湖の東岸を北上して越前へと向かう北国街道は、この今庄宿で合流した。
北陸道では木ノ芽峠を、北国街道では栃ノ木峠を越えると ...
栃木百名山爺オススメの山へ – 塩沢山
栃木百名山爺と別れてから南へ向かって車を走らせた。10分もすると右手に誰もいない公園があったので、車を停めて歩いて探す。たぶんこの辺りのはずだ。
片側一車線の国道に沿って歩いていくと、登山口を示す看板があった。爺が言ってた ...
栃木百名山爺との遭遇 – 芝草山
日光の北で那須の南、高原山の西で荒海山の東、名山に囲まれたこの地域もまた山深い地で、登るべき山は数多くあるものの訪れる人は多くはない。
そんな登山者空白地帯の山の中から、まずは芝草山に登ってみることにした。芝草山を選んだの ...
「とんてき」の美味しさと食べにくさについて – 四日市
「とんてき」は四日市のローカルフードとして世間に広まり、最近では都内でも食べられる店が出現した。だが、ひと昔前までは地元だけのマイナー料理で、近隣県で生まれ育った私もその存在を知らなかった。初めて食べたのは数年前だ。
初め ...
松阪牛のホルモン焼き
松阪に来たのだから、もちろん松阪牛を食べる。霜降りの牛肉ならすき焼きが最適だが、今回は焼肉にした。理由はある。
学生時代に読んだ開高健のエッセイで松阪牛のホルモン焼きの美味しさが滔々と語られていて、それを読んだ貧乏学生の私 ...
牛肉と豪商の町 – 松阪
松阪といえば松阪牛だ。
日本全国数多くのブランド牛の中でも、松阪牛は押しも押されぬトップブランドである。
松阪牛は観光の目玉で、街を挙げて牛肉を推している。松阪牛の販売店や松阪牛を食べさせる店は数多い。 ...
日本百名山カウントダウン – 大台ヶ原
日本百名山は良い山ばかりなので、狙って登らなくても登山を続けていれば自然と登頂数は増えていく。いままでいくつ登ったのか数えてみたら85だった。これくらいになると、残りの山にはなんらかの登ってない理由がある。
まずは遠い山だ ...
中央アルプスのいちばん長い日 – 空木岳
檜尾岳の頂に立ち、南へと続く稜線を臨む。ようやくここに来たか。
宝剣岳から檜尾岳まで歩いて、この景色を眺めたのはもう十年も前。その時は檜尾岳までで下山したが、いつかあの先を歩きたいと思い続けて瞬く間に月日は流れた。 ...