四国の山日本百名山, 日本二百名山

空は眩しく光り、山は白く輝いている。季節外れの昨夜の雪で薄化粧した稜線は、まるで粉糖をふりかけた洋菓子のようだ。

天気予報を精査して縦走に最適な日を選んだだけのことはある。降雪だけが心配だったが、この程度なら歩くのに問題は ...

高尾・相模湖日本百名山, 山梨百名山

特に行くあてもないけど、どこかへは行きたい。あまり遠出はできないけど、テント泊はしたい。そんな時に行く先は決まっている。雲取山だ。

大ヒット中の「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎が雲取山の出身とされているので、登山口には漫画 ...

八ヶ岳日本百名山, 山梨百名山

早朝の美濃戸口には雨が降っていた。あまりもに寒くて車から降りられずにいると、雨はいつしか雪へと変わった。今日の予定は赤岳鉱泉までだから急ぐ必要もないが、いつまでも待機してるわけにもいかない。意を決して出発した。

のんびり歩 ...

谷川・越後日本百名山, ぐんま百名山

夜明け前から歩き始めて単調な尾根を登り、いくつかのピークを超えて池ノ岳まで来た。ここまで登ると、目の前には秋色の湿原が広がり、池塘は空の色を映して深い。

ここまで4時間半、思ったよりも早く着いた。日帰り最難関の百名山などと ...

北アルプス日本百名山

夜明け前から歩き始めたが、いまひとつ気分が盛り上がらない。

そろそろ東の空が明るくなってくる時間なのに、雲に覆われた空は暗い。

カールを登って一ノ越に着いた。天気が良ければ浄土山のほうも回ってみるつもりだったが ...

北アルプス日本百名山

夜になっても激しい風が吹いていた。

夜半の突風でペグが抜けて、30センチほどテントが動いてしまった。どうやら周りも同じ状況らしい。カンカンカンとペグを打つ音が聞こえてくる。脳の片隅で起きなきゃなと思いつつ、眠いしめんどうな ...

谷川・越後日本百名山, ぐんま百名山

ひとりで山を歩いていると時々思う、なぜ今この山を歩いているのだろうかと。

この山を歩くか、あの山を歩くかは選ばなければならない。二つの山を同時に歩くことはできない。人生は選択の連続だ。これまでに下した無数の選択の果てに今が ...

奥秩父日本百名山

この10年間の記録を見ると、二月には一度もテント泊をしていない。おそらくそれ以前にもしていないだろう。それならと、どこかへテントを張りにいくことにした。その他の月ではテント泊しているから、これで年間制覇だ。

行き先はどこに ...

九州の山日本百名山

ガスっているが、山頂まで行っておこう。

尾平登山口から九合目小屋まで登り、薪ストーブの暖かさに腰が重くなりかけたが、意を決して外へ出た。

ちょうど一年前、2019年1月1日の早朝に、電波も入らない山奥の登山口で ...

東北の山日本百名山

ふぅ、さすがに飽きてきた。

一切経山を下り、五色沼と家形山を越えて縦走路に入ると、展望はまったく無くなった。日の光は背の高い木々に遮られて薄暗い。雲の切れ間に太陽が現れても、縦走路の地面までは届かない。土は湿っぽく、ところ ...