豚タンとバラ焼き – 十和田
十和田の街も、昨今の地方小都市の例に漏れず寂れていた。活気のない街をぶらぶら歩き、一軒の焼肉屋に入った。夕方の早い時間で、数少ない店の中でも開いてる店はさらになく、17時まで散歩して時間を潰そうとしていたところで通し営業の焼肉屋を見つ ...
20年近くぶりのじゃじゃ麺 – 盛岡
じゃじゃ麺は20年近く前に食べたことがある。その時はじゃじゃ麺発祥の店『白龍』の本店で食べたのだが、その白龍の支店が盛岡駅の駅ビルに入っていたので、20年近くぶりに食べてみた。食べて驚いた。こんな味だったんだ。20年近く前に食べた時は ...
どんどん焼き – 山形
どんどん焼きとは、元々は昭和初期の東京で流行した軽食で、水で溶いた小麦粉を鉄板で焼いたものである。屋台の食べ物で、サイズは小さく価格は安く、主に子供のおやつだった。戦後になってどんどん焼きは廃れるが、お好み焼きの原型になったとも言われ ...
高島とんちゃん
「とんちゃん」という名の食べ物を知ってるだろうか? 東京ではあまり聞かない言葉だが、我が出身地の中京地区ではとても一般的なものである。
「とんちゃん」というのは、タレをからめた豚の小腸の焼肉のことで、東京の焼肉屋だと「ホル ...
久留米、昭和が色濃く残る街。路地裏のギョウザとなんでもありのやきとり
西鉄久留米駅を出ると、目の前のビルにはアイスクリームの大看板。「白くま」は聞いたことあるが、「あいすまんじゅう」は初耳だ。丸永製菓というのは地元の企業らしい。ローカルだ、あまりにもローカルだ。駅前一等地の看板からしてローカルだ。
ラーメン居酒屋で飲んだくれた夜 – とんこつラーメン放浪記 4
博多ではラーメン屋を居酒屋として使うのも普通だ。餃子やチャーシューといったよくあるつまみだけではなく、本格的な居酒屋料理をそろえてるラーメン屋も多い。居酒屋側でも負けじとラーメンを用意していて、これがまた本格的なとんこつラーメンだった ...
あおぞらと朝鮮飯店
豚肉大好きな群馬県民だが、もちろん牛肉も大好きだ。なにせ群馬は上州牛の産地である。
群馬で焼肉といえば、まずは「あおぞら」だろう。「うまい焼肉♪ あおぞら」のブルーの看板は、県内を運転しているとやたらと目に付く。あまりにも ...
とんかつ街道を行く – 沼田
群馬県の沼田市から栃木県の日光市へと通じる国道120号線、沼田から尾瀬や日光へ向かう時には必ず通る道だ。この国道120号線沿いの沼田市郊外から山間部へ入る手前までに、とんかつ屋が密集している区域がある。
通称「とんかつ街道 ...
群馬のホルモンは最高でーす
群馬は養豚業が盛んだ。豚の飼育頭数は全国第4位である。当然ながら豚肉の消費量も多い。内陸県なので、やはり魚より肉なのだろうか。
豚肉生産量の多い前橋市では、ホルモン焼き屋が何軒もある。美味しいと評判の店はだいたい予約で満席 ...
もつ煮は群馬県民のソウルフードだ!!
「ソウルフード」というのはアメリカ南部の黒人料理を指し示す言葉であり、郷土料理やローカルフードのような意味で使うのは誤用である。それは知っている、知っているがあえて言いたい、もつ煮は群馬県民のソウルフードであると。
群馬で ...