あなたにとって登山とは何か? – 八王子山 / 茶臼山
私にとって登山は旅だ。
それは、まだ見ぬ景色をこの目で見たいという想い。ここではないどこかへ行きたいという衝動。同じ山に何度も登るより、知らない場所へ行ってみたい。距離的にも心理的にもできるだけ遠くがいい。
だ ...
地元で人気の山を散歩した朝 – 吾妻山
皇海山の翌日、どこか軽く登ってから帰ろうと車を走らせ吾妻公園に来た。ここから吾妻山に登る。
駐車場は早朝にもかかわらずかなりの車で埋まっていた。ナンバープレートを見て回ると、どれも地元の車だった。こんな朝から公園に来る人が ...
初夏の朝の山の散策 – 太田金山
群馬県大泉町に隣接する太田市、そのほぼ中央にあるのが太田金山だ。標高239mの低山だが、市内から近くアクセスも良いので朝から散歩してる人も多い。
金山というから金が採掘されていたのかと思ったが、どうやらそうではないようだ。 ...
歴史の山と信仰の山 – 岩櫃山 / 嵩山
集落の真裏に聳える厳つい岩山、あれが岩櫃山だ。
かつては山中に城があり、いまでも城址が残っている。見るからに堅牢そうな山城だ。
岩櫃城には真田氏が居城していた。真田氏を題材にした大河ドラマの舞台にもなったという ...
花咲き誇る春の山 – 鳴神山
ああ、やっぱり終わっちゃってたか。
山頂周辺のアカヤシオの群生はいまが最盛期のはずなのに、今年はいくぶん早かったのと、寒暖差が大きかったせいもあって、もう終わってしまっていた。
それでも、まだ数本は花を付けてい ...
昭和の香りの映画館、百名山のこと、空き地の立派な駅 – 石尊山
インド映画はおもしろい。インド映画について語り始めると長くなるので割愛するが。そのインド映画を観るために高崎まで遠征した。高崎電気館でインド映画の特集上映があったからだ。
合計3日間の滞在中、午前と午後に一本づつ鑑賞する予 ...
群馬の低い山と栃木のおっ切り込み – 栗生山
登山の翌日の山登りシリーズ、今回は袈裟丸山の翌日に栗生山に登った。「くりゅうさん」と読むらしい、今知った。場所は群馬県桐生市になる。
なぜ、この山を選んだかというと、桐生と足利の境界近くの山間部にある食堂で、この季節にしか ...
ぐんまの山歩き – 雨乞山 / 小野子山 / 中ノ岳 / 十二ヶ岳
長野、山梨に次ぐ山岳県の群馬だが、群馬の山は里に近い。
日本アルプスのように容易には立ち入り難い雄大な山脈ではなく、山間には道があり集落の点在する親しみのある山並みだ。そんな山々が幾重にも連なっている。谷筋の街道から分岐し ...
緑の山の滴る季節 – 子持山
緑が深い。初夏の山だ。季節は確実にひとつ進んでいる。
岩に登ると視界が開けた。うねるように連なる緑の山々に、特徴的な岩がぽつりぽつりと浮かんでいる。
だれもいない。静かだ。山と岩と自分だけ。
いくつ ...
山と祈り – 榛名富士 / 相馬山
あまり歩かれてなさそうな山道を1時間ほど登ると山頂に着いた。
ん?見えない…?
東側は視界が開けているが、西側の眼下に広がっているはずの火口湖は木々に隠されて見えなかった。
んー、ざんねん。 ...