静かに春を待つ山々 – 宝生山 / 氷室山 / 根本山 / 熊鷹山
ぜんぜん咲いてない…。
宝生山の山頂付近はアカヤシオの群生地だと聞いて来てみたのだが、咲いていたのはわずか数本で、他はまだ固い蕾だった。そろそろ季節だと思ったが、まだ少し早かったようだ。まあ、しかたない。自然を相手にしてる ...
関東の秘境 – 高峯 / 雨巻山
東京の西の端に住んでいるので山梨には親近感があるが、同じ関東地方でも茨城は縁遠い。登山で行く機会はほとんどないし、わざわざ旅行で行くこともない。そんな未開の地、茨城に出かけることになったので、そのついでに日頃は行かない山域で山登りをし ...
さみしい山にひとり – 大鳥屋山 / 岳ノ山
谷底を這う林道には光が差さず薄暗い。
打ち倒れた道路標識がかつてはここにも車が走っていたことを物語っているものの、今では荒れ果てて見る影もない。
うらさびしい林道からうらさびしい登山道に入り、うらさびしい山頂に ...
目指せ!足利百名山 – 赤雪山 / 原仁田ノ頭 / 三角山 / 仙人ヶ岳
薄暗い樹林帯の地味な縦走路を進んでいく。大きなアップダウンもなく、簡単だけど退屈だ。
稜線上の小ピークを通過しようとした時、山名板が目に入った。
ん?なんだろ?こんな地味な小ピーク、というか単なる稜線上のコブに ...
戦国時代、人はなにを考えて生きていたのだろう- 多気山
宇都宮で痛飲した翌朝、街から10km離れた多気山不動尊へ向かった。ここから多気山へ登る。
一日たっぷり登山をして夜は近隣の街で酒を飲み、翌朝に近くの低山を散歩してから帰るのがお気に入りの週末の過ごし方だ。
多気 ...
冬の始まりの日 – 前黒山 / 新湯富士
冬の初めの大沼園地は静かで薄ら寒く寂しげだった。朝の冷たい空気が鋭く肌を刺す。こんな季節には訪れる人もなく、駐車場には他に車もない。
ヨシ沼まで行き、林道を歩いて登山口から前黒山へ向かった。
誰もいない静かな尾 ...
朝活登山 – 晃石山 / 大平山
やわらかな朝の光が、山の中腹にある眺めの良い神社を暖かな色に染めていた。
朝は良いな、清々しい空気で満ちている。なんとなく敬虔な気持ちにもなる。
大平山神社の裏手からまずは大平山へ登る。
落ち着いた ...
馬坂峠の開山祭 – 台倉高山
毎年6月前半の日曜日、帝釈山と台倉高山の開山祭が登山口の馬坂峠で開催される。山バッジをくれると聞いて行ってみたいなと思っていたが、なかなか都合がつかず数年越しで訪れることができた。
夜明け前に到着したにもかかわらず、駐車場 ...
ゆるゆる栃木の里山縦走 – 両崖山 / 行道山
足利駅前に車を停めて早朝の街を歩く。秋晴れの良い天気だ。街はまだ起きたばかりで、行き交う人もほとんどいない。
街の北西の織姫神社まで来た。急な石段を登っていくと、清白な境内、透明な青空、そして壮麗な朱色の社殿。
荒れ沢と急登と雪の山頂 – 四郎岳 / 燕巣山
踏跡が見えないと困るので明るくなってから歩き始めたが、開始5分でロストした。
沢に沿って登る道は荒れに荒れていて、道なのか道じゃないのかかわからない。
流木で埋まった沢筋を登っていく。ごく稀にあるピンクテープが ...