戦国時代、人はなにを考えて生きていたのだろう- 多気山
宇都宮で痛飲した翌朝、街から10km離れた多気山不動尊へ向かった。ここから多気山へ登る。
一日たっぷり登山をして夜は近隣の街で酒を飲み、翌朝に近くの低山を散歩してから帰るのがお気に入りの週末の過ごし方だ。
多気 ...
冬の始まりの日 – 前黒山 / 新湯富士
冬の初めの大沼園地は静かで薄ら寒く寂しげだった。朝の冷たい空気が鋭く肌を刺す。こんな季節には訪れる人もなく、駐車場には他に車もない。
ヨシ沼まで行き、林道を歩いて登山口から前黒山へ向かった。
誰もいない静かな尾 ...
朝活登山 – 晃石山 / 大平山
やわらかな朝の光が、山の中腹にある眺めの良い神社を暖かな色に染めていた。
朝は良いな、清々しい空気で満ちている。なんとなく敬虔な気持ちにもなる。
大平山神社の裏手からまずは大平山へ登る。
落ち着いた ...
馬坂峠の開山祭 – 台倉高山
毎年6月前半の日曜日、帝釈山と台倉高山の開山祭が登山口の馬坂峠で開催される。山バッジをくれると聞いて行ってみたいなと思っていたが、なかなか都合がつかず数年越しで訪れることができた。
夜明け前に到着したにもかかわらず、駐車場 ...
ゆるゆる栃木の里山縦走 – 両崖山 / 行道山
足利駅前に車を停めて早朝の街を歩く。秋晴れの良い天気だ。街はまだ起きたばかりで、行き交う人もほとんどいない。
街の北西の織姫神社まで来た。急な石段を登っていくと、清白な境内、透明な青空、そして壮麗な朱色の社殿。
荒れ沢と急登と雪の山頂 – 四郎岳 / 燕巣山
踏跡が見えないと困るので明るくなってから歩き始めたが、開始5分でロストした。
沢に沿って登る道は荒れに荒れていて、道なのか道じゃないのかかわからない。
流木で埋まった沢筋を登っていく。ごく稀にあるピンクテープが ...
大小山
佐野から足利へと車を走らせていると、山頂直下に「大小」という文字のある山が見えた。
なんだあれ?
調べてみると大小山という山らしく、登山道もあるようだった。
その日は時間が無くて帰ったが、後日改めて ...
酷暑の低山散歩 – 高舘山
益子での所用を午前中で終えて、午後は山登りだ。とはいえ、時間はあまりないし、なにより暑いので長時間は歩きたくない。そこで、街からすぐ近くにある標高302mの高館山に登ることにした。
まずは、益子の森に車を停めて、園内を歩く ...
史上最低のアカヤシオ – 鳴虫山
山の花には「当たり年」がある。数年に一度、ある特定の花が盛大に咲き乱れるのだ。いつ当たるか、どの花が当たるかに法則性は見られないが、複雑な自然メカニズムの結果であるのは間違いない。
「当たり年」があれば「ハズレ年」もある。 ...
足尾のハゲ山 – 備前盾山
何年か前にインターネットで見かけた栃木の山の写真がずっと気になっていた。それは足尾の山で、銅山の公害によりすっかりハゲてしまった山の写真だった。
あの山に登ってみたいと思いながらも、山名を記憶していないので果たせずにいたが ...