里山の冬景色 – 不老山 / 三国山
夜が明けたが、陽の光は樹林帯の底まで届かない。薄暗い登山道を登っていく。
予想通り雪はなかった。
御殿場線の駿河小山駅から標高928mの不老山へ登り、そこから1000m前後のピークをいくつか超えて1328mの三 ...
青空に真白き富士の峰 – 清八山
阿智村での登山の帰り道、途中で仮眠して朝を迎え、再び車を走らせた。すっきりと晴れた空、山梨に入って富士山もぐっと大きくなった。
どこか登っとくか。このまま帰っても午前中には帰宅してしまう。やり過ごすには惜しい好天だ。
秀麗富嶽十二景完結編 – お伊勢山
大月市の秀麗富嶽十二景は、全部で20の山頂から成っている。
大月の山々から望む富士山が十二単を纏っているように見える…という解説からもわかるように、十二という数字を使うために19の山頂を無理やり十二景にまとめていて、さらに ...
ある秋の、晴れた一日 – 鉄砲木ノ頭 / 三国山
鉄砲木ノ頭に着いた。
湖へと下る緩やかなカヤトの原。冠雪した富士山。南アルプスの山々。
いい眺めだ。このあたりはどこからでも、こんな景色が見える。
高指山から先の、まだ歩いていない甲相国境尾根を歩き ...
どれだけ歩き続けたら、たどり着けるのだろう
北アルプスから帰ってきてから、なんだか気持ちが晴れない。なんというか、なんともやる気が出ない。
仕事のやる気はもともとないが、山に登る気にもならない。無理やり登ろうと思うも、近場の低山では気が進まない。近場の低山だって楽し ...
山の神様の千本の桜
麓から山頂へ、何度か折れ曲がって続く登山道。その登山道に沿って植えられた桜の木。春になるといっせいに咲く桜の花が、青空の下の緑の山肌にピンク色の帯となっています。
そんな写真を見たとき、ここに行ってみたいなと思いました。
地図の罪 – 春日山 / 滝戸山
春日沢ノ頭を超えて鞍部へと下ると、未舗装の林道と合流しました。
すぐ先の林道終点には電波塔があります。この電波塔の管理のために作られた林道なのでしょう。
電波塔の横を通り過ぎ、山道に入ると、地面にまっすぐな棒が ...
新雪の稜線ひとり旅 – 菜畑山 / 今倉山
えっ、またかよ…。
山頂から先の稜線に踏み跡はなかった。先週に続いてまたまた今週もラッセル縦走のようだ。
麓の道志村から、ここ赤鞍ヶ岳へはピストンした人がいるようだった。棚ノ入から赤鞍ヶ岳の山頂を通って厳道峠方 ...
This’s the way to go – 蛾ヶ岳
あー、やっぱり。
山頂から先はトレース無いかなと思ってたけど、やっぱり無かった。
四尾連湖から蛾ヶ岳までは、しっかりしたトレースが付いていた。きっと降雪後に山荘の人が付けたのだろう。しかしそれも山頂までで、その先の ...
雨と肉と低山 – 九鬼山 / 御前山
「ドラえもんと同じだから」
何度もそう聞かされてたので覚えてましたとも、K女史の誕生日を。
で、今年はドラえもん(とK女史)の誕生日が土曜日だったので、いっしょに山へ行くことになってたのですが、あいにくその日は ...