日本俺名山 2017-2018

毎年、その年に登った山の中から心に残った山を選んでいく日本俺名山。

昨年末は公私共々いそがしくてスルーしてしまいましたが、リアルでもネットでも誰からも何も指摘されませんでした。まあ、そんなもんでしょう。誰にも期待されてないけれど、今年は二年分まとめていきます。

1.蝙蝠岳

何度も眺めてため息をついた憧れの稜線を、ようやく歩くことができました。二軒小屋から登った蝙蝠岳は充実感でいっぱいでした。その先の塩見岳への稜線も最高でした。言うことなし。

2.笊ヶ岳

ありえない急登を登り切ると、山頂はひとり占め。南アルプスに富士山を眺めながら、夕暮れから夜へ、そして朝へと、山の時間を満喫しました。

3.黒法師岳

いままでで最も困難だった山頂。あの最後の笹の急登は忘れられません。ずっと厳しく、ほんとうに充実した時を過ごせました。感謝しています。

4.ガボッチョ

景色も、踏み抜きも、なにもかもが最高でした。冬になると思い出します。また行きたい、ガボッチョ!

5.バラ谷の頭

展望ないのが逆に魅力な深南部にあって、とても眺めのいい山。黒バラ平と合わせて、とても気持ちの良いところ。ここに住みたくなるくらい。日本最南の2000m地点でもあります。

6.不動岳(北アルプス)

北アルプスの中ではあまり人の歩いていない縦走路を登って下って登って下った先に聳える大きな山。ここまで来ると、山の奥深さを実感できます。

7.大崩山

大雨の中を登り、渡渉で流された、忘れられない一日。快晴の日に再び登る機会が訪れることを願っています。

8.横通岳

常念岳と大天井岳の間にあって、巻かれがちだけど、なかなか立派な眺めのいい山。日本百高山でもあります。

9.白山

言わずと知れた日本三大霊峰。夏の白山は花々で彩られ、天国のような稜線でした。

10.雨飾山

切なくなるような美しい紅葉に、いつまでもいつまでも浸っていたかった。秋晴れの素晴らしい日に登れました。

11.白砂山

緑の稜線の先に佇む端正な姿。ぐんま県境稜線トレイル上の美しい山です。

12.苗場山

秋色に輝く広大な湿原。池塘に映る空の青。山の上に、こんな平らな場所があるなんて不思議。

13.十枚山

海の見える素晴らしい山頂。シロヤシオの咲き乱れる春に、また訪れようと思います。

14.アサヨ峰

北岳を望む最高の展望台。残念ながらガスってしまったので、晴れた日に再訪したい。

15.国見岳(鈴鹿)

2017年、最初に登った山。そして、大人になってから初めての鈴鹿の山。とても見晴らしのいい山頂から、いつもと違う景色を堪能しました。

16.篭ノ登山

あまり登る人の多くない山だけど、浅間山の眺めが素晴らしく、少し下ると立派な湿原もあって、とても良いところでした。

17.角間山

湯ノ丸山の北の、なかなか眺めのいい山。四阿山がすぐ近くに見えます。のんびり過ごすに最適の場所。

18.権現岳

冬の権現岳は最高の贅沢。完ぺきな一日を狙って訪れるのが、毎冬の恒例。

19.大蔵経寺山

ついに登り切った山梨百名山、その最後がこの山でした。個人的に忘れられない山のひとつとなりました。

20.御嶽山

あれから四年、ようやく登る日が来ました。様々な思いの胸に去来する一日となりました。登ってよかったなと心から思うことができました。

2019年は、どんな山旅が待ってるだろう。未来がどんなかは誰にもわからないけど、良い年になるといいな。

みなさまにも良い一年になりますように。

そして、ぜひどこかの山でお会いしましょう。