京中華
京都には独自に発展した中華料理がある。
京中華や京都中華と呼ばれるこの種の料理は、ニンニクなどの刺激の強い食材は使用せず、昆布と鶏ガラのあっさりした出汁がベースとなり、薄味で油は極度に控えめな、いかにも京都人が好きそうなぼ ...
木の芽煮
鞍馬寺の門前に軒を連ねる土産屋では、昔ながらの建物で昔ながらの土産を並べている。
土産屋の主力商品は、鞍馬名物の木の芽煮だ。木の芽煮というのは、細かく刻んだ昆布に山椒の実と葉を加え、真っ黒になるまで醤油で煮込んだ佃煮である ...
骨付鳥をもう一度
何年も前のことだが、高松市内の繁華街を酔っぱらってうろうろ歩いていると「骨付鳥」という文字がやたらと目に付いたことがあった。あちこちのお店で看板やポスター、幟などで「骨付鳥」をアピールしていた。
骨付鳥ってなんだろう?いや ...
讃岐うどんと和解せよ
初めて讃岐うどんを食べたのは学生時代の四国旅行でだった。当時の讃岐うどんは現在のようにメジャーではなく、県外で食べられるところは多くはなかったのだ。
初めて本場の讃岐うどんを食べたとき、するする入る喉越しの良さや、むちむち ...
板鼻宿のタルタルカツ丼
板鼻宿は日本橋から数えて14番目の中山道の宿場町である。
旧道沿いに宿場の面影を僅かに残すばかりの、ひっそりと静まり返った小さな町だが、往時は上州最大規模の宿場だった。今や大都会の高崎宿よりも大きな町だったのだ。
群馬の低い山と栃木のおっ切り込み – 栗生山
登山の翌日の山登りシリーズ、今回は袈裟丸山の翌日に栗生山に登った。「くりゅうさん」と読むらしい、今知った。場所は群馬県桐生市になる。
なぜ、この山を選んだかというと、桐生と足利の境界近くの山間部にある食堂で、この季節にしか ...
肉とローメン
長野県伊那市には、ローメンという食べ物がある。知ってる人は知ってるが、大多数の人はまったく知らない、そんな食べ物だ。高速道路のSAで販売したりB1グランプリに出場したりと地道な普及活動は行われているが、いまのところ伊那市の外へと広まる ...
北九州うどん
九州にはうどん屋が多い。やたらと多い。
車で走っていると、うどん屋がやけに目につく。福岡県、大分県、佐賀県と九州北部に特に多い。
九州の麺類といえば豚骨ラーメンを思い浮かべるのが普通だろうが、実際はラーメン屋よ ...
イミズスタンの旅
せっかくの四連休なのに天気は良くない。山にも登りたいけど悪天候の四日間はちょっと辛い。どうせならこんなときじゃなければ行けないとこへ行きたい。さて、どうしようと悩んでるときに閃いた。
そうだ!イミズスタンへ行こう! ...
登山地図に載ってるメンチカツ
下仁田の周辺には西上州らしい奇岩の山がいくつもあります。なので、某登山地図には下仁田の町がすっぽり入っています。
その某登山地図を眺めていると、こんな表記が目に入りました。
メンチカツ!?
登山地図 ...