御嶽教の山 – 諏訪山
登山道わきの石碑の文字を何気なく見ると「武尊山十一面観世音菩薩」と読めました。
武尊山? あの武尊山のことでしょうか?
その先の掘っ立て小屋のような祠には「八海山堤頭羅吒神王堂」とありました。
八海 ...
登山のルール – 妙義山
クサリを握る手に力が入る。
いつもはふざけてなめた山登りばかりしているが、さすがにここは慎重に行かないと。
両側が切れ落ちた岩稜を進む。万が一にも足を滑らせたら、あとは握ってるクサリが全てだ。手を離してしまえば ...
ぐんまのおやま – 浅間隠山 / 鼻曲山
長野や山梨に比べるといまいちマイナー感もありますが、群馬にもいい山がたくさんあります。
県別の日本百名山の数では、30座の長野県は別格として、12座の山梨県に次ぐ11座が群馬県にあります。
群馬は、富山、新潟、北海 ...
山の春 – 平標山 / 仙ノ倉山
下界では連日の真夏日で、梅雨を飛ばして夏が来たかのような毎日ですが、お山の上ではようやく長い冬が終わり、春が訪れたところ。
世界を真っ白に覆っていた雪もすっかり解けて、白や黄色やピンクの花々が咲き乱れる賑やかな季節がこれか ...
Go anyway – 黒斑山 / 蛇骨岳
雲の海に浮かぶ八ヶ岳連峰。最高の一日が約束された朝。
ここに来るまではかなり不安でした。朝になっても空はうす暗く、頭の上に広がってるのは重くて分厚い灰色の雲。天気予報はどうやらハズレのよう。登るのやめようかなって思いつつ車 ...
山の彼方に日が沈む
夕暮れは美しい。そして切ない。
一日が無事に終わった安堵感と、まもなく今日が終わってしまう寂しさと、刻一刻と移ろいゆく空の色と。
遠くのお山に沈む夕日を眺めて過ごした子供の頃。
あの山の向こうに行っ ...
霧氷の森と白い稜線 – 赤城山
夜明けの森に朝日が差すと、風景が一変しました。
それまでの薄ら寒い紫色の世界から、透きとおった青空と白く輝く霧氷の森へ。
キラキラ輝く赤城山の霧氷の森。これは…綺麗だよ。
綺麗だとは聞いてたけど、ほ ...
幸せの稜線 – 谷川岳馬蹄形
樹林帯の登りを抜けると目の前に広がる稜線。
ここから二日間、この先の稜線をぐるっと歩くのです。
反対側に見える谷川岳まで。
まずは白毛門から笠ヶ岳を越えて朝日岳へ。
空はどこまでも青く、 ...
マニアックグンマーアドベンチャー – 立岩
平たく広い荒船山の山頂には、麓からではよくわかりませんが、ぽこっと飛び出した三角山があります。
そこが最高点の経塚山です。
経塚山から、さらに先へ進みます。
ここからはちょっと荒れてました。歩く人も ...
平らな山の平らな頂 – 荒船山
ぶらっと荒船山に登りました。
特徴的な山頂の形が、どこから見ても容易に同定できる山です。
登り始めたら、あっというまに山頂に到着。
ひたすら平らな山頂は、ひたすら樹林帯でした。
あの平た ...