夏空に夏の山 – 物見山 / 八風山
夜半に降り出した激しい雨は早朝にはやんでいたが、空はどんよりと曇り、空気はたっぷり湿気を含んでいる。峠まで車で上がると周囲は霞んでいて、まるで雲の中にいるようだった。気温はこれからどんどん上昇して、登山にはまったく不向きで不快な天候に ...
緑の山の滴る季節 – 子持山
緑が深い。初夏の山だ。季節は確実にひとつ進んでいる。
岩に登ると視界が開けた。うねるように連なる緑の山々に、特徴的な岩がぽつりぽつりと浮かんでいる。
だれもいない。静かだ。山と岩と自分だけ。
いくつ ...
ぐんまのおやま 2 – 赤久縄山
長野県の30座、山梨県の12座に次ぐ、11座の百名山を有する群馬県。
長野や山梨ほど一般的には認識されてないが、群馬も立派な山岳県なのだ。
3000m峰の居並ぶ長野山梨とは違って、群馬県最高峰は標高2587mの日光 ...
物語山の物語
物語山…この優雅な山の名を知ったのは、下仁田町の道の駅だった。
道の駅に出店している牧場の売店で荒船山のバッジを買い求めた際に、荒船山とともに物語山のバッジが置かれていたのを目にしたのだ。
物語山にはどんな物語 ...
静かな山の美しい紅葉 – 大山 / 天丸山 / 帳付山
荒れた沢を詰めて稜線に出た。紅葉がいい感じだ。天気もいい感じ。
ヤブっぽい稜線を進んで大山へ。丹沢ではなく西上州の大山だ。ここへ登る人は、そんなに多くはないだろう。
どっちを見ても山だ。静かな山の美しい紅葉だ。 ...
西上州のマイナー山 – 大桁山 / 鍬柄岳
うーん、地味…。
山頂には木製のベンチが四つ並んでいた。いつからあるのか、最後に人が座ってからどれくらいの時が経つのか、よくわからないようなベンチだ。
山頂からの展望もあまりない。かつてはそれなりに見晴らしが良 ...
野反湖畔の緑のトレイル – 白砂山
森を抜けると視界が開けた。緑の稜線が白砂山まで続いている。
この稜線が、群馬と新潟の県境になる。ぐんま県境稜線トレイルとして整備された、草津から白砂山を経て谷川連峰まで続く稜線の一部だ。
整備されたと言っても、 ...
尾瀬の雨
昨夜の雨で濡れた蛇紋岩に足を滑らす。荷物は重く、昨日の疲れがまったく取れてないため足取りは重い。それに寝不足だ。
昨夜はよく眠れなかった。激しい雨がひと晩ずっと続き、テントを激しく打ち付けた。いまにもテントが潰れるんじゃな ...
夏への扉 – 篭ノ登山
黒斑山には何度も登っている。蛇骨岳やJバンド、前掛山にも登ったことがある。しかし毎回登るのはそちら側だ。反対側は歩いたことがない。
車坂峠から登るたびに振り向くと見える背後の山々、そちらへも登ってみよう。
いつ ...
じいとばあ。あるいは、西上州のヘンな岩 – 御堂山
ひさしぶりの西上州。
以前はよく通ってましたが、最後に来たのはいつだったっけかな。今回は未踏の御堂山へ登ります。
あいかわらずのわかりにくい登山口から、荒れ気味の登山道を登っていきます。
尾根に乗り ...