間の宿、茂田井
望月宿と次の芦田宿の間にある茂田井は間の宿として利用されていた。望月宿からたったの2kmしか離れてないので行ってみることにした。
幹線道路が集落を迂回して通っていて、集落内の道幅は江戸時代の街道そのままだ。
町 ...
中山道二十五番目の宿場町 – 望月宿
長野からの帰り道、カーナビに従って渋滞する幹線道路を外れると、古い町並みの残る集落に入った。中心部に小さな観光用の駐車場があったので、車を停めて散策することにした。
案内板によると、ここは中山道二十五番目の宿場町望月宿であ ...
山居倉庫
酒田といえば山居倉庫、町の紹介で必ず取り上げられるので、川に面して倉庫の並ぶ写真を見たことのある人は多いだろう。映画やドラマ、CMの撮影にも使われている。
山居倉庫は、その名の通り倉庫である。明治26年に酒田米穀取引所の付 ...
あぁ、麗しき鳥海山よ
酒田の街をぶらぶら歩いていると、鳥海山の姿が不意に目に飛び込んでくる。
なんて素敵な街なんだろう。至る所から鳥海山が見える。
毎日これを目にして育ったら、故郷の山への深い思いが心に刻まれるはずだ。
...
紅花とひな祭り – 河北町谷地
だだっ広くて中心街が無い。町歩きには最も適さないタイプの町だ。公共交通機関もほぼ無いと言ってよく、完全に車社会なのだろう。実際に、歩いてる人を見ることは稀である。
山形県西村山郡河北町谷地、観光地というわけでもなく、わざわ ...
金沢重伝建散策 第二日目 – 東山ひがし / 卯辰山麓 / 主計町
金沢散策二日目の朝、まずは東山ひがし地区へ向かった。ここが最も混雑するだろうから、朝の早い時間に訪れておきたい。
東茶屋街の町並みは、金沢を紹介する写真などで必ず目にする景観だ。山を背景にした茶屋街の町並みは、確かに整って ...
金沢重伝建散策 第一日目 – 寺町台 / にし茶屋街
石川県の県庁所在地で人口45万人の大都市にもかかわらず、金沢市内には4箇所の重要伝統的建造物群保存地区があり、中心部には兼六園という広大な庭園もある。古い町並みの残る都市だ。十数年前に金沢を訪れた際にひと通り見て回ったが、駆け足だった ...
勝浦タンタンメン
朝から雨が降っていた。雨の港町はうら寂しい。
有名な朝市も雨天は自動的に中止になるのか、露天は出ておらずひっそりとしていた。朝市目当てだった観光客が所在無げに街を歩いている。
朝市に合わせて早朝から営業している ...
東京に雪が降った日 – 浅草
天気予報の通り、午後になると雪が降り始めた。予報が当たっているなら、このまま明日の朝まで降り続くことになる。
交通機関が止まってしまう恐れもあるので、業務を切り上げて早めに帰宅することになったが、こんな日にさっさと帰ったり ...
イザベラ・バードの愛した町 – 金山
英国人の紀行作家イザベラ・バードは、開国まもない明治の日本を訪れて東北地方から北海道までを旅した。その旅の様子をまとめた『日本奥地紀行』の中で、イザベラは金山の印象をこう著している。
「険しい尾根を越えて、非常に美しい風変 ...