登山は想像力、そして行動力 – 鋸岳
ついにここまで来た。
中ノ川乗越の向こうに見えるのが鋸岳第二高点だ。
急なガレ沢が岩山の上へと続いている。
あれ、登れるのか?
ここまでもそれほど楽ではなかったが、ここから先はもっと楽ではな ...
陽の光この身に浴びて輝く日 疑う余地もないほどの愛 – 大天井岳
なんだか空が明るくなってきた。
ガスに巻かれて真っ白だったので、テントを張って早々に、展望は諦めて夕飯のしたくをしてたのだが、慌てて見晴らしのいい場所へ行ってみる。
薄いピンクに色づいた空の下、槍から穂高へと続 ...
この道をどこまで行けば辿り着くのか 青空にひと筋ヒコーキ雲 – 御座山
整備されて歩きやすい登山道を登っていく。
周囲は木々が茂っていて、展望はほとんどない。
なんだかもやもやした気分なのは、登山道が少々退屈なせいだけではない。
もやもや…ちょっと違うな。
なんとい ...
登山のルール – 妙義山
クサリを握る手に力が入る。
いつもはふざけてなめた山登りばかりしているが、さすがにここは慎重に行かないと。
両側が切れ落ちた岩稜を進む。万が一にも足を滑らせたら、あとは握ってるクサリが全てだ。手を離してしまえば ...
大無間地獄 – 大無間山
思わず無言になってしまう…そんな急登を三時間登り続け、ようやく最初のピーク、P4に到着した。
ここからP3、P2、P1、さらに小無間、唐松谷ノ頭、中無間と全部で7つのピークを越えて、ようやく大無間山の山頂に至る ...
深田久弥という男
「こんな山のなかで死んで、深田さんは幸せだったのかな…?」
好きな山で死ねたんだから、幸せだったんじゃないですか?
一年ちょっと前に訪れた茅ヶ岳、深田久弥先生終焉の地の碑を前にして、そんな会話を交わしました。
生き延びる自分を経験すること – 愛鷹山
鋭く尖った岩峰を巻くように付けられたトラバース路が、道の途中で完全に崩落していた。
これは…どうやって進むか…。
いや、どうやってなどと考える余地はない。選択肢はない。空に突き刺さるかの ...
九月の五日間 その4 – 上河内岳 / 茶臼岳
南アルプス南部に、南岳という山がある。
山好きな人々でも、この山を知っている人は、それほど多くはないだろう。
かくいう自分も、全く注目していない山であった。
主要縦走路中にあるこのピークの標高は2702 ...
花咲き乱れ、蝶が舞う – 御正体山
笹薮の登山道をずっと進んでいくと、そこだけパッと明るくなっていました。そこだけ日が差して、華やかで賑やか。
御正体山の山頂に着いたようです。
反対側からだと、だだっ広い平地を10分ほども歩いた奥がようやく山頂と ...
お山のPDCAサイクル – 和名倉山
ちょうど一年前、朝から夕方まで一日中ずっと雨の北八ヶ岳を歩きました。雨だとわかってて行ったのです。一日中ずっと雨の中を歩くとどんなだろうと思って。
実際に歩いて初めてわかることも多かったです。ウェアの透湿性だったり、ザック ...