夜風に吹かれて隅田川

清澄白河で軽く飲んだ後、八丁堀まで歩いて向かった。隅田川に出て川沿いを行く。

町中から川に出ると空間がぽっかり開いていて、なんだかホッとする。都心だと、こんなに開けた空間は公園か川岸しかない。

夜の東京は光の洪水。電気の力で街が煌めいている。

輝くビルの谷間を、光る橋の下を、黒々とした川は流れていく。

川岸はテラスになっていて、歩きやすいけど整備し過ぎのような気もする。まあ、公園のようなものだよね。

写真ではわからないが、澱んだ川の臭いが漂っている。写真には写らない臭さがあるのだ。

走ってる人が多い。ひとりだけ釣り人を見た。なにが釣れるんだろう。

iPhone(しかもiPhone6!)しかないのでそれで写真を撮ったけど、こんどはカメラを持って夜の隅田川を散歩したいな。

2024年11月