三峯神社の三つの峰 – 雲取山
東京都最高峰の雲取山。なんとなく東京の山という印象ですが、山頂は埼玉県や山梨県にも属していて、埼玉百名山や山梨百名山にも選ばれています。
東京の人は東京側の鴨沢(鴨沢は山梨県ですが)から登ることが多いでしょう。わたくしも何 ...
晴れた日は山へ行こう – 小楢山
天気もいいのでやっぱり山に登ることにした。前日に深酒したので朝はゆっくり起きたが、雲ひとつない青空に引き寄せられてやってきた。このまま一日ゴロゴロしてはいられない空の色だった。
出遅れたのでサクッと登れる山へ。そこそこ近場 ...
新雪踏みしめ雪の山 – 滝子山 / コンドウ丸 / 大谷ヶ丸
降ったばかりのふわふわの雪を踏みしめ踏みしめ。
一歩進むごとにキュッキュッと音が鳴る。
尾根に乗ったら、けっこうな積雪だった。しかし、吹き溜まりを除けば、せいぜい沈んでもスネまで。これくらいなら手間取ることもな ...
黒川鶏冠山の謎
飲み会の翌朝。なんだかまだ酔ってるような気分の中、ゆっくり起きて仕度して、珍しく高速を使ったら事故渋滞に巻き込まれ、登山口に着いたのは午前11時でした。
まあ、こんな時間からでもさらっと登れるからという理由で黒川鶏冠山にし ...
瑞牆山で観光登山
土曜が仕事になって週末の休みが一日しかないし、来週は北アルプス縦走を控えているしで、今週の山は軽く瑞牆山にしておき、下山後は適当に周辺を観光するって計画をご提案いたしました。
「えー、瑞牆山ってけっこう険しい山でしょ? 登 ...
山に浸りたいとき、向かうのはいつも低山だった – 源次郎岳
甲州高尾山から棚横手、そして大滝山。
訪れるひとの多くない山域の、名前をあまり知られることもない山々をつないで歩く。
ここまでも一般ルートだったが、ひとりのトレイルランナーに出会っただけだった。この先はバリエー ...
深田久弥という男 – 茅ヶ岳
「こんな山のなかで死んで、深田さんは幸せだったのかな…?」
好きな山で死ねたんだから、幸せだったんじゃないですか?
一年ちょっと前に訪れた茅ヶ岳、深田久弥先生終焉の地の碑を前にして、そんな会話を交わしました。
里山に春の訪れ – 小倉山
塩山や勝沼あたりを車で走ることが多いのですが、この時期になると「ザゼンソウ」と大書きされた立看板が、そこかしこの車道脇に見られるようになります。小倉山の麓の玉宮にあるザゼンソウ群生地への道順を示す立看板です。これを見ると、あぁ〜冬もそ ...
酒の神様と白砂の稜線 – 羅漢寺山
目の前には南アルプス。甲斐駒から鳳凰へ続く尾根の向こうの白峰三山。
反対側は奥秩父。金峰山の雄大な山容。茅ヶ岳、金ヶ岳から曲峠への急な下り、さらにそこから再び上って、曲岳、黒富士、太刀岡山と続く山並み。裾野の集落。 ...
雁ヶ腹摺三兄弟 – 笹子雁ヶ腹摺山
南大菩薩には、雁ヶ腹摺と名付けられた山が三つあります。
雁ヶ腹摺山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、そして笹子雁ヶ腹摺山。
牛奥、笹子というのは、元祖雁ヶ腹摺山と区別するための麓の地名で、どれもが雁が腹を摺る山であります。