十年ぶりの白峰三山
あれ?今年ってまだ一度も南アルプス行ってなかったっけ?ふとそう思い、記録を確認した。
行ってなかった。大好きな南アルプスなのに、夏山シーズンにもまったく登ってない。
じゃあ行くか。登山バスはまだギリギリ動いてい ...
昭和の魂 – ワゴニア
青空、荒涼とした砂礫の斜面、打ち捨てられ朽ち果てた車。もう何年も前になるが、初めてその写真を目にした時、強く惹きつけられた。
これはどこだ?もしかして富士山?
調べてみると、やはり富士山だった。かつて富士山を車 ...
高岩の30mチムニー
車を停めて歩いて山へ向かう。これから登る高岩が目の前に聳えている。
厳つい…。あれ登るのか…。登れるのか?
山頂直下は30mのチムニーだ。突破できるだろうかと不安になる。
南側の登山口から入山した。 ...
荒れ沢と急登と雪の山頂 – 四郎岳 / 燕巣山
踏跡が見えないと困るので明るくなってから歩き始めたが、開始5分でロストした。
沢に沿って登る道は荒れに荒れていて、道なのか道じゃないのかかわからない。
流木で埋まった沢筋を登っていく。ごく稀にあるピンクテープが ...
家から走って多摩100山 – 七国山
新ハイキング社刊行の「多摩100山」のうち92山には登っているが、残りの8山にはなかなか登る気になれない。なぜなら残りはすべて平野部にあるからだ。
コロナ禍で遠出ができないときに、自宅近くのいくつかには登った。こんなところ ...
登山の翌日の登山 – 祟台山
丹後山は日帰りにしたので、翌日は一日予定がなくなった。夜遅くまで運転して帰宅する理由もないので、適当なところで車中泊し、翌日もどこかに登ることにした。
適当に決めた翌日の山は祟台山。群馬県の富岡市と安中市の境にある、標高2 ...
笹原の避難小屋 – 丹後山 / 大水上山 / 兎岳
急登が続く。尾根は狭くてジグを切れず、直登するしかない。崩れかけた箇所もあって荒れている。まるで崖を登るようだ。
背の高い針葉樹に覆われて薄暗く、気温は高くて蒸し暑い。汗が噴き出す。まったくうんざりする登りだ。
十数年ぶりのズル金 – 金峰山
奥秩父らしい針葉樹の森を行く。この道を歩くのは十数年ぶりだ。
十年以上前のあの日、プライベートのゴタゴタに心底疲れて、携帯電波の届かない山の中へと逃げてきた。ただただ現実から目を逸らしたかった。
あの日は今日の ...
大小山
佐野から足利へと車を走らせていると、山頂直下に「大小」という文字のある山が見えた。
なんだあれ?
調べてみると大小山という山らしく、登山道もあるようだった。
その日は時間が無くて帰ったが、後日改めて ...
ビルマ汁
ビルマ汁、その名前を初めて耳にした時、なんて素晴らしいネーミングセンスなんだろうと感嘆し、一体どんな食べ物なのだろうと興味がわいた。
益子町で局地的に食べられているというビルマ汁、その実態は野菜たっぷりのカレースープだった ...