ブラジルタウン大泉町
群馬県大泉町、ここでは人口4万人のうち8千人が外国人である。実に、5人に1人が外国人ということになる。
居住外国人の約6割がブラジル人だ。ペルー人、ボリビア人も合わせて南米系で7割を占める。バブル時代に工場労働者として来日 ...
歴史の山と信仰の山 – 岩櫃山 / 嵩山
集落の真裏に聳える厳つい岩山、あれが岩櫃山だ。
かつては山中に城があり、いまでも城址が残っている。見るからに堅牢そうな山城だ。
岩櫃城には真田氏が居城していた。真田氏を題材にした大河ドラマの舞台にもなったという ...
奥多摩の超マイナー尾根を行く – 丸山 / 高水三山 / 永栗ノ峰 / 大指山 / 夕倉山
川沿いを行ったり来たりし、集落内をうろうろ歩き、ようやく入山地点を発見した。山に登る前にずいぶん時間を使ってしまった。マイナー尾根あるあるだ。
軍畑を起点にして、高水三山をぐるっと歩いて戻ってくる。高水三山に行きたいわけで ...
記憶にも記録にも残る山歩き – 棒ノ嶺 / 川苔山
ヤマレコには、いままで歩いたすべてのルートを一枚の地図上に赤線で表示してくれる全ルート地図という機能がある。この地図を眺めるのは楽しく、時間があるとなんとなく見てしまうのだが、奥多摩あたりを眺めているとき、あれっ?と思った。
きらきらと輝いていた二日間 – 剣山 / 三嶺
空は眩しく光り、山は白く輝いている。季節外れの昨夜の雪で薄化粧した稜線は、まるで粉糖をふりかけた洋菓子のようだ。
天気予報を精査して縦走に最適な日を選んだだけのことはある。降雪だけが心配だったが、この程度なら歩くのに問題は ...
骨付鳥をもう一度
何年も前のことだが、高松市内の繁華街を酔っぱらってうろうろ歩いていると「骨付鳥」という文字がやたらと目に付いたことがあった。あちこちのお店で看板やポスター、幟などで「骨付鳥」をアピールしていた。
骨付鳥ってなんだろう?いや ...
讃岐うどんと和解せよ
初めて讃岐うどんを食べたのは学生時代の四国旅行でだった。当時の讃岐うどんは現在のようにメジャーではなく、県外で食べられるところは多くはなかったのだ。
初めて本場の讃岐うどんを食べたとき、するする入る喉越しの良さや、むちむち ...
ぽっこり山に登った日 – 飯野山(讃岐富士)
四国にはぽっこり山が数多くあるが、その中でも特にぽっこりしてるのが飯野山だ。
飯野山と聞いてどこだかわかる人は多くはないかもしれない。それよりは讃岐富士という通称のほうが広く知られているだろう。標高422mの小山に「富士」 ...
花咲き誇る春の山 – 鳴神山
ああ、やっぱり終わっちゃってたか。
山頂周辺のアカヤシオの群生はいまが最盛期のはずなのに、今年はいくぶん早かったのと、寒暖差が大きかったせいもあって、もう終わってしまっていた。
それでも、まだ数本は花を付けてい ...
雨の中、ニリンソウに会いに行った日 – 高尾山
樹林帯の単調な山道を登っていくと、不意に視界が開けて明るくなった。
背の高い木々が無くなり、ちょっとした空間が広がっている。そして、そこを埋め尽くす小さな白い花。ニリンソウの群落だ。今年はいっぱい咲いていると聞いていたが、 ...