谷川主脈 in the rain – part2
ただ足元だけを見て黙々と歩き、登ったり下ったりをくり返して、いくつものピークを超えた。万太郎山に着いたのは午後1時30分、予定よりだいぶ遅れている。これでは平標までは行けそうにない。いや、行こうと思えば行けるが、まともな時間には到着で ...
谷川主脈 in the rain – part1
稜線に出ると、強い風が吹き付けた。雨は朝から降り続いている。
出発してすぐに降り始めた雨は、標高を上げるにつれて雨脚も強くなってきた。雨の流れる登山道を歩き、濡れて滑る岩場を登った。風景はガスの中だ。それでも上へ上へと進ん ...
新鮮な一日 – 苗場山
尾根上の小ピークを超えると、雄大な山容が姿を現した。
あれが苗場山だ。なんともなんともかっこいい。
穏やかで見晴らしのよい道を登っていく。
最後の急坂を上がると、広々とした湿原だった。実に広く平らで ...
山の春 – 平標山 / 仙ノ倉山
下界では連日の真夏日で、梅雨を飛ばして夏が来たかのような毎日ですが、お山の上ではようやく長い冬が終わり、春が訪れたところ。
世界を真っ白に覆っていた雪もすっかり解けて、白や黄色やピンクの花々が咲き乱れる賑やかな季節がこれか ...
夜明けの稜線美
東の空が燃えている。最高の一日になるのが約束された朝。
八ヶ月ぶりのテント泊は、ガスガス真っ白で始まりました。前日は小雨ぱらつく中で設営し、テントが飛んでくかと思うほどの夜中の強風にも耐えて、この朝焼けを迎えたのです。
幸せの稜線 – 谷川岳馬蹄形
樹林帯の登りを抜けると目の前に広がる稜線。
ここから二日間、この先の稜線をぐるっと歩くのです。
反対側に見える谷川岳まで。
まずは白毛門から笠ヶ岳を越えて朝日岳へ。
空はどこまでも青く、 ...
リフトでらくらく武尊山
リフトを使ってお手軽に登れるわりには、なかなかの雪山感を楽しめる武尊山。
今シーズンたぶん最後の雪山登山へ行ってきました。
スキーやスノボの若者たちに混じって乗車券を購入し、リフトに乗り込みます。
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