山の春 – 平標山 / 仙ノ倉山
下界では連日の真夏日で、梅雨を飛ばして夏が来たかのような毎日ですが、お山の上ではようやく長い冬が終わり、春が訪れたところ。
世界を真っ白に覆っていた雪もすっかり解けて、白や黄色やピンクの花々が咲き乱れる賑やかな季節がこれから始まります。
花の山として知られる平標山には、ようやく訪れた山の春を求めて、たくさんの登山者が登ってきていました。
仙ノ倉山へ向かう鞍部のお花畑では、ちっちゃな白い花やちっちゃなピンクの花やちっちゃな黄色いつぼみがいっぱいで…としか書けないのが残念なところ。
帰宅してから写真を凝視して調べ、花に詳しい人に尋ねて、おそらくハクサンイチゲとハクサンコザクラとミヤマキンバイではなかろうかと予想しておりますが、全くもって自信はありません。
いつ、どこの山に登れば、どんな花が咲いていて、どんな鳥の囀りが聞こえるのか、そういった生きた知識を、もっともっと積み重ねていきたいなと思います。
きょうび、そんな情報はネットで検索すればいくらでもでてきますが、それじゃ違うんだよね。ネットや書物から得ただけの知識は薄っぺらい。身に付けたいのは、確かな経験の蓄積に裏打ちされた、本物の生きた知識。
それには、やっぱりたくさん歩くしかないな~