夜明けの稜線美

東の空が燃えている。最高の一日になるのが約束された朝。

八ヶ月ぶりのテント泊は、ガスガス真っ白で始まりました。前日は小雨ぱらつく中で設営し、テントが飛んでくかと思うほどの夜中の強風にも耐えて、この朝焼けを迎えたのです。

山に登るなら、山で夜を明かしたほうが楽しいよね。どうせ泊まるならテント泊で。それも稜線のテント場で。

まあ、ベースキャンプ的なところでテント張って、まだ夜が明けないうちに登り、山頂で朝を迎えるってのもありだけど、暗い中で撤営するのはめんどうだし、暗い中を歩くのは楽しくないし、なにより暗い中でシュラフから出るのは寒いからさ…。

でも、稜線のテント場ならこの通り。

外がほのかに明るくなってからもぞもぞ起き出しても、じゅうぶんまにあいます。そんで、この景色をながめながら、コーヒー飲んだりもできちゃうんだからっ!