どれだけ歩き続けたら、たどり着けるのだろう – 黒岳 / 節刀ヶ岳 / 鬼ヶ岳
北アルプスから帰ってきてから、なんだか気持ちが晴れない。なんというか、なんともやる気が出ない。
仕事のやる気はもともとないが、山に登る気にもならない。無理やり登ろうと思うも、近場の低山では気が進まない。近場の低山だって楽し ...
山の神様の千本の桜
麓から山頂へ、何度か折れ曲がって続く登山道。その登山道に沿って植えられた桜の木。春になるといっせいに咲く桜の花が、青空の下の緑の山肌にピンク色の帯となっています。
そんな写真を見たとき、ここに行ってみたいなと思いました。
地図の罪 – 春日山 / 滝戸山
春日沢ノ頭を超えて鞍部へと下ると、未舗装の林道と合流しました。
すぐ先の林道終点には電波塔があります。この電波塔の管理のために作られた林道なのでしょう。
電波塔の横を通り過ぎ、山道に入ると、地面にまっすぐな棒が ...
新雪の稜線ひとり旅 – 菜畑山 / 今倉山
えっ、またかよ…。
山頂から先の稜線に踏み跡はなかった。先週に続いてまたまた今週もラッセル縦走のようだ。
麓の道志村から、ここ赤鞍ヶ岳へはピストンした人がいるようだった。棚ノ入から赤鞍ヶ岳の山頂を通って厳道峠方 ...
This’s the way to go – 蛾ヶ岳
あー、やっぱり。
山頂から先はトレース無いかなと思ってたけど、やっぱり無かった。
四尾連湖から蛾ヶ岳までは、しっかりしたトレースが付いていた。きっと降雪後に山荘の人が付けたのだろう。しかしそれも山頂までで、その先の ...
雨と肉と低山 – 九鬼山 / 御前山
「ドラえもんと同じだから」
何度もそう聞かされてたので覚えてましたとも、M子先生の誕生日を。
で、今年はドラえもん(とM子先生)の誕生日が土曜日だったので、いっしょに山へ行くことになってたのですが、あいにくその ...
ひとりの山は深い – ナットウ箱山 / 達沢山
だれにも会わない山は楽しい。道が適度に荒れていると、さらに楽しい。道がなかったら、それもそれで楽しいけど、それはちょっと別の楽しみになるから、適度に荒れてるくらいがちょうどいい。
連休最終日の混雑を避け、遊び過ぎて疲れた体 ...
「なんとなく」の効用 – 竜ヶ岳
顔を上げると、目の前に広がる笹原を包み込む青い空。
あー、失敗したかな~
なんとなく天気があまり良くなさそうな気がして、なんとなく高い山はやめにして、近場で低めの山に変更してきたのだ。
左手にはずっ ...
夢のあとさき – 後編
六畳一間トイレ共同の安アパートが、青春時代のM子先生の城でした。
大家さんは隣りに住んでいて、夫婦と小学生の子供四人で賑やかに暮らしてました。子供たちと仲良くなったM子先生は、遊び相手になったりもしていました。
夢のあとさき – 前編
「三ツ峠山に行ってみたい」とM子先生。
週末はS子先輩と三人で奥秩父のマニアックな山に登る予定でしたが、S子先輩が急用で不参加となってしまったため、S子先輩希望のマニアックな奥秩父の山行きも宙に浮いてしまったところでした。 ...