ホルモン揚げ

群馬県内でも局所的に富岡市内でだけ愛されているホルモン揚げ。小ぶりな串揚げの中身は、ホルモンではなく「ちくわ」だ。

なぜちくわなのにホルモンなのか。断面が似てるからとか、食感が似てるからとかの説があるが、こじつけ感が拭えない。

肉屋や魚屋、惣菜屋などで販売しており、一本数十円と激安だ。子供のおやつである。

縦切りしたちくわに串を刺し、衣を付けて揚げてウスターソースに浸しただけなのだが、このウスターソースが昔風でとても良い。今どきの甘くて味の濃いソースではなく、キリッと酸味が際立っている。

市内には、おそらく一軒だけ、ちくわではなくほんとにホルモンのホルモン揚げを出す店もあった。

こちらもソースがとても良かった。このソース欲しいな。