やる気のない週末 – 嵐山

週末の朝、明るくなってから目覚めて、さてどうしようと考える。

金曜の夜から車を走らせ、車中泊して早朝から山へ…そんな気力が湧かなかった。最近なんとなく山に対する情熱が薄れているような気がする。

電車に乗って相模湖へ向かった。この時間からでは遠くへは行けないし、長い距離を歩くこともできない。

駅からほど近い嵐山に登ることにした。標高も低く、短時間で登れる。このあたりの山はだいたい登っているが、ここにはまだ登っていない。できるだけ登ったことのない山に登りたい派なのである。

山に対する情熱が薄れたのは、登りたい山が見つからないせいかもしれない。いや、登りたい山はまだまだたくさんあるのだが、それらは週末の2日間で行くにはいささか遠方だ。なので、近場で登って楽しそうな山を探すことになる。だが、それはなかなか見つからない。

駅から1時間、登山口からは30分足らずで山頂に着いた。いくらなんでも、これでは登山した気分になり難い。いままで登ってないのも、それが理由である。

山頂の案内板によると、この辺りの風景が京都の嵐山に似てるから、この山を嵐山と名付けたという。どこがどう似てるんだよと心の中でツッコミを入れる。

このまま下山では早すぎるので、反対側に下り、湖畔を歩いてもどった。それでも駅に着いたのはお昼前だった。

駅前で昼食を取り、ビールを飲んだ。

堕落してるなあ。

2021年12月