愛宕山へとつづく道 – 嵯峨鳥居本

都の西北、平野が終わり山の始まる山裾に鳥居本はある。

古来より神と崇められた愛宕山、その山頂に祀られる愛宕神社は全国1000社の愛宕神社の総本山だ。

愛宕山へと向かう道に沿って、鳥居本の集落は形成されている。

町屋風の民家が並ぶ緩やかな坂を登っていくと、茅葺き屋根も多く見られるようになる。

集落最奥にある一の鳥居のすぐ脇には、江戸時代からつづく茶屋もある。

ここまで来ると市内の趣きとは異なり、山村の雰囲気が濃厚だ。

一の鳥居をくぐると、愛宕山への登りが始まる。