箱根外輪山3分の1周記 – 明神ヶ岳 / 金時山

樹林帯を抜けて、冬枯れの笹原を行く。

標高を上げると、富士山がひょっこり姿を現した。

塔ノ峰で外輪山に乗り、そこから反時計回りに進んできた。天気は良く、見晴らしもいい。

左手には神山に駒ヶ岳といった内輪山。進む先もよく見えている。

明神ヶ岳は、広々とした山頂だった。外輪山がぐるっと見渡せる。

内輪山の背後には、太陽を反射して芦ノ湖が光っていた。

登って下ってをくり返して標高を上げてきたが、ここからいったん大きく下ったら、次は金時山への登りだ。

正面の凛々しい山へと向かっていく。

裾野を広げた富士山が美しい。

晴天の休日とは思えない静かな山頂だった。

あと少し、乙女峠まで歩いて下山しよう。ほんとは一周したいけど、それはなかなかたいへんである。今日は3分の1周でおしまいだ。

つぎはぎだらけで歩いてる箱根の外輪山だが、少しづつでもいいから、いつか一周つなげることにしよう。