幸せな稜線 – 甲武信岳〜十文字峠
甲州武州信州の国境、甲武信岳の山頂。
現在もここが山梨県、埼玉県、長野県の県境です。
国師ヶ岳から金峰山への稜線もよく見えます。
富士山も南アルプスも八ヶ岳も北アルプスも。
この頂に降り注いだ雨のひとつぶひとつぶが、あるものは千曲川となって日本海に至り、あるものは冨士川や荒川となって太平洋に注ぎます。
甲武信岳から十文字峠のあいだは魅力ある稜線です。
埼玉県最高峰の三宝山を超えると岩稜地帯になります。
武信白岩山を過ぎて、さらに進みます。
東側に開けた稜線からは奥多摩方面が見渡せます。
最後のピークが大山です。周りがぐるりと見渡せるとんがりタイプの山頂。
ここなかなか気分いいです。
大山からの下りは鎖場もある急斜面。慎重に下ります。
ほどなくして十文字峠です。
シャクナゲは見ごろ少し過ぎちゃってました。
三宝岩への分岐も見落として行けなかったので、リベンジしなきゃですね。
2013年6月