花咲き乱れ、山笑う – 三毳山

斜面を埋めつくすカタクリの花。いまが盛りと咲き誇っています。

すごいすごいすごい。こんなにいっぱい咲いてるとは思わなかった。群生地といってもしょぼいとこも多いけど、ここはほんとに群生してる。

暇だし天気もいいし、圏央道も開通したのでサクッと行けるしで、ラーメンでも食べようとふらっと佐野市まで来てしまいました。

で、せっかくだから近くの山でも登っておこうかと、ちょうどいまがカタクリ満開の三毳山に登ってみたのです。

山といっても公園になっているようだし、標高もたったの230m。カメラだけ持ってふらふらと登り始めました。

南側からまっすぐ登っていくと、三毳神社を通過して、まずは中岳の山頂に至ります。

そこからいったん鞍部に下り、登り返すとそこが三毳山の山頂。

予想してたよりずっと山っぽい縦走路でした。公園を歩いてるというよりも、ちゃんと山に登ってる気分になれます。

といってもやはり、標高が低いので麓が近い。見下ろすとすぐ足元に田んぼが広がっています。ここは、関東平野が終わる場所。ここから北関東の山岳地帯が始まるのです。

三毳山から北側へ下って全部で約一時間。お手ごろな全山縦走です。

下ったところがカタクリの群生地です。車で乗り付けてここだけ来る人も多いようですが、軽く一時間歩いて来るのもなかなかいい。

しばらく写真を撮ったりしてから南口へもどります。

中岳の東側斜面にもカタクリの群生地があって、帰りはそちらにも寄ってみました。ここも斜面いっぱいのカタクリが満開でした。

一時間で歩いていけて一時間でもどってこれて、休憩したり写真撮ったりで一時間、合計たったの三時間で、なかなかよい景色も見れて、なんかのついでにさらっと登るには大満足の山でした。