都民のオアシス小仏城山大宴会
当ブログの準レギュラーメンバー、おなじみS子先輩と、16年来のTwitterフォロワーで、この広い大都会東京の映画館でたびたびバッタリ遭遇するTっ氏と私という、脈絡もなく繋がりもなく意味不明な組み合わせの三人で山へ行くことになった。S子先輩とTっ氏は初対面である。
行き先は「都民のオアシス」小仏城山、これはもう登山ではなく宴会になるのは確実だ。まったく登山用ではない大鍋に食材いろいろと各種アルコール類をザックに詰めた。まあまあ重いけど、城山くらいなら大丈夫だろう。

早朝の相模湖駅で待ち合わせして小仏峠へと歩いていく。秋晴れの週末だから高尾山は激混みだろうが、こちら側は誰も歩いていない。
「ストック持ってこなかったの?」
S子先輩が私に言う。昨年の富士山での体たらくを思い浮かべているのだろう。ふんふん、大丈夫大丈夫。睡眠時間は十分だし、暑くもないし、城山程度なら余裕余裕。
とはいえ荷物は重い。すでに醜態を晒してしまったS子先輩にはともかく、初めて一緒に登るTっ氏に無様な姿は見せられない。涼しい顔で必死に登った。

1時間半で小仏峠に到着。あっさり着いた。S子先輩に呆れられることもなかった。よかったよかった。
小仏峠から城山までは30分もかからなかった。まだ朝の9時半である。登山者もまばらで、茶屋も準備中だ。

テーブルひとつ占領して宴会開始。普通の人はまだ朝ごはんの時間だが、そんなことは気にしない気にしない。我々はまあまあ異常者なのである。
あれやこれやと持ち寄った食べ物がテーブルに並ぶ。酒がなくなると、すかさず茶屋から補給される。なんか美味しいものをいっぱい食べた気がするが、話に夢中だったので、何を食べたのかよく思い出せない。
くだらない話やアホらしい話に花が咲き、飲み食べ笑い、ひと段落して、そろそろ下山しようかと時計を見ると、なんと午後2時を過ぎていた。実に4時間半も居座っていたことになる。自分とあとの二人にちょっと呆れた。

城山からは舗装路が麓に向かっていて、そこを下っていく登山者もちらほらいる。
へえ、ここから下山できるんだ〜
「なに言ってるの、前にいっしょに歩いたじゃない」とS子先輩。
そうでしたっけ?まったく記憶にないんですけど…
「山道を歩くこともできて、途中の日影乗鞍は八王子名山ですよ」とTっ氏が言う。Tっ氏はマイナー低山にやたらと詳しいのだ。
ではそこを、ということで城山から下山した。

途中には確かに日影乗鞍という、ピークというか、単なるコブというか、ちょっとした登り返しというかがあった。
似たような小ピークは手前にもいつくかあり、ここだっけ? いや、違うか。ここだっけ? でも山名板が見当たらないな。山名板なくなっちゃったかな、それとももう通り過ぎちゃったかな…
そんなことを何度かくり返し、ようやく日影乗鞍を見つけた時は、あった!あった!あった!と大喜び、日影乗鞍で大騒ぎしてる登山者もなかなかいないだろう。

その後も樹林帯の尾根をダラダラと下り、日影に降りてからは舗装路を延々と歩き、ようやく高尾駅に到着した。酔っぱらっていたせいか、下山がやたらと長く感じた。ほんとは下山して、じゃあ一杯行きますかというところだけど、さすがにもう食べられないという理由で、この日はここで解散した。
帰宅して過去の記録を確認すると、2018年3月24日に確かに城山から下山していたし、なんと日影乗鞍も通過していたことが判明した。
ぜんぜん覚えてないんですけど…
2025年11月
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