栃木百名山四連登 一日目 – 若見山 / 弥太郎山
栃木百名山も残り40を切った。残雪期にしか登れないので後回しになっている山もあるが、残りのほとんどは登るには微妙なマイナー山だ。短いと2時間弱、長くても4、5時間で終わってしまうので、一日の登山としては中途半端でなかなか足が向かない。
そんな山をまとめて登ってしまおうとやって来た。まずは若見山だ、といってもどこにあるのか知ってる人は少ないだろう。日光の北で那須の南にある、栃木県北部の山だ。標高は1126mである。
那須塩原温泉から会津西街道へ抜ける国道400号線の途中に車を停めた。登山口の標高は680mだから、山頂まで標高差266mしかない。あっさり終わってしまいそうだ。

登山口の紅葉は見事に染まっていた。これはいい感じだなと登っていくが、登るにつれて紅葉は終盤になり、山頂ではすっかり終わっていた。
まあ、葉が落ちて視界があるからよしとしよう。

下山時には数人の地元ハイカーとすれ違った。やはり栃木県人は登山好きだ。こんな市街地から離れたマイナー山でも登りに来るのだな。
3時間で登山終了。

続いて弥太郎山だ。弥太郎山は若見山の東にあって、直線距離だと8kmしか離れていない。しかし縦走するルートも無いので、とりあえず車で登山口へ向かう。
国道400号を少しもどって塩那道路へ入った。塩那道路というのは、塩原温泉と那須高原を結ぶ観光道路として計画されたものの、建設途中で放棄されて開通しなかった幻の山岳道路だ。ほとんどの区間は通行不能だが、通行止めゲートの手前が弥太郎山の登山口になる。
九十九折りの道を走って標高を上げていく。山岳地帯を貫く観光道路として計画されたのだから眺めが良いのは当然だ。秋晴れの一日で山の紅葉が一層美しい。

行き止まりの道にもかかわらず、走ってる車は少なくない。弥太郎山に登りに来たわけではなく、見晴らしが良いから来てるだけのようだ。その辺に車を停めて景色を眺めたり、三脚を立てて写真を撮ったりと思い思いに楽しんでいる。廃道…というか廃止にすらなっていない計画倒れ道路だが、こうして活用されているのはなんだか楽しくなってくる。
通行止めゲートの手前に車を停めた。標高は1100m。思ったより高いところまで来てしまった。山頂の標高は1392mなので、標高差は292mだ。またしてもあっさり終わってしまうだろう。

今日はなんだか調子がいい。体が軽いのだ。体重が多少減ったおかげだろうか、それとも涼しくなったからだろうか。なにせ夏場は暑くて暑くて、常にバテバテだった。もう日本の夏は登山する気候ではないのかもしれない。
あっさり山頂到着。展望は無い。まあ、そうだろうね。

双耳峰のようになっていたので、もうひとつのピークにも登ったが、特にどこが山頂かもよくわからなかった。
2時間40分で登山終了。

まだあとひとつふたつは登れそうだし、近くに未踏の栃木百名山もあるのだが、がんばり過ぎないことにしてるので今日のところはこれでおしまい。一気にガツガツ終わらせたらつまらないからね。
下山して、宇都宮へ向かった。
2025年11月





