週に一度の山登り again – 金比羅山 / 蕨山

昨年後半から今年の初めにかけて、所用で忙しく山へ登る時間があまり取れなかった。まあそれでも一般的に見ればそれなりに登っていたのだが、毎週の登山が隔週になり、三週一になり、月に一回になったりもしていた。

その結果どうなったかといえば、体力の衰えをつくづく実感することになった。やはり最低でも週一で登らねば、たまに開けても二週間に一度は登らねば、体力は落ちてしまうようだ。日々トレーニングする時間は取れないので、なおさらである。

今週はちょっと忙しく遠出のできる状況ではないが、それでも近場へ一日は行くことができる。

近くて登ったことのない山ということで、埼玉へ行くことにした。埼玉や神奈川は登ったことのない山も多いが、なんとなくいまいち積極的に登る気にもならないので、こんな時にはうってつけだ。

名栗から金比羅尾根を登る。

金比羅山、大ヨケノ頭、藤棚山と超えていく。

日差しは強いが樹林帯なので直射日光を浴びることはない。湿度も高くないので快適だ。もう少し経つと低山には厳しい季節になるだろう。

蕨山に着いた。山頂候補が三ヶ所もあって、なにやら複雑な山だ。

さらに先へと登り、橋小屋ノ頭で歩いたことのあるルートと合流した。ここまでにして、来た道を戻る。

里が近くなった頃、山の中に巨大な観音様が聳えていたので、そちらの方へ降りて行く。

名栗に巨大な観音像があると聞いたことがあるが、これがその鳥居観音であった。名栗にはなんども来ているが、実物を見るのは初めてである。こんなところにあったのか。

内部にも入れるが、誰もいなかったのでなんとなくやめてしまった。あとからやっぱり、いちおう中も見ておけばよかったと思った。次に行く機会あれば、観音様の中にも入ってみよう。