ひとりの山は深い – 燕岳
一泊二日で燕岳へ行ってきました。
日帰りでも超余裕な行程を一泊二日で、しかも天気予報もあまりよくないのに。これは時間に制約のある自分にとっては、究極に贅沢な時間の使い方です。
まあ、今回はひとりじゃないので、い ...
あの頂のその先へ – 西穂高 / 上高地
さて、どうしよう。
新穂高温泉からロープウェイで登って来た登山客でごった返す西穂山荘まで来て考えました。
焼岳小屋から西穂山荘まではずーっと樹林帯。歩く人のほとんどいない静かな山道を、三時間以上かけてここまで来 ...
大地の息吹 – 焼岳
青空に立ち昇る噴煙。
焼岳は、いまも活動を続ける生きた火山です。
梓川を堰き止めた大正時代の大噴火はよく知られていますが、それ以降も数度の噴火をくり返し、群発地震もたびたび発生しています。
生きてる ...
あの山の向こうへ – 常念岳
マジこれ登るのかよと思わせる常念岳へ続く道。
穏やかな蝶ヶ岳とは対照的なゴツゴツした岩山だ。
蝶ヶ岳からここまでも楽な歩きではなかった。
穏やかだったのは山頂周辺だけで、その後は登り下りのくり返し、 ...
天空のヒュッテでテント泊 – 蝶ヶ岳ヒュッテ
なだらかな稜線が続く蝶ヶ岳の山頂。
今夜はここにテントを張って一泊する。
2600mの稜線にテントを張るのは心配でもあった。
遮るもののない吹きさらしの稜線に張られたテントは、天候が荒れれば実に頼り ...
槍穂高の大展望 – 蝶ヶ岳
テントに寝袋、調理器具、水と食料。一泊分の荷物がいつもより余分に詰まった大きなザックを背負って、風景の変わらない樹林帯の急登を登る。
ザックの重さが足にきて、ペースが落ち、いいかげん歩くのに飽きてきたころ、唐突にこのとてつ ...