戦国時代、人はなにを考えて生きていたのだろう- 多気山
宇都宮で痛飲した翌朝、街から10km離れた多気山不動尊へ向かった。ここから多気山へ登る。
一日たっぷり登山をして夜は近隣の街で酒を飲み、翌朝に近くの低山を散歩してから帰るのがお気に入りの週末の過ごし方だ。
多気山不動尊からは15分も登ると山頂だった。ちょっと短すぎたかなとも思ったが、まあいいだろう。
山頂は藪に囲まれた小さなスペースだが、その手前に見晴らしのいい開けた場所がある。多気城の城跡だ。
戦国時代、宇都宮氏が防衛のためここに山城を築いた。
戦国時代、人はなにを考えて生きていたのだろう。現在とさほど変わらないのか、それとも大きく異なるのか。
城主はここから街を眺めてなにを思ったのだろう。人々の死生観はどんなだったのだろう。
そんなことをつらつら考えた。
2024年12月