ピークコネクター、もしくは家から歩いて甲武信ヶ岳
山に登るなら、なにがなんでも山頂を踏んでもどりたい。
いつでもそう思って登ってるわけですが、ただ単に山頂を踏んでもどればいいってわけでもありません。
登山口から山頂へ登り、また登山口までもどってくるのは、ぼくにはあまり魅力がある登山には感じられません。
人それぞれなので否定するつもりはありませんが、山頂への最短距離の登山口まで車で行き、山頂ピストンして帰ってくる、いわゆるピークハンター的なスタイルの登山をしようとは思いません。
ぼくが歩きたいのは、山の頂のその向こう。幾重にも連なる山並みの奥深くへ、どこまでもどこまでも歩いていきたいのです。
山頂から山頂へ、いくつものピークを越えて、ずっと稜線を歩いていきたいのです。
そうやって歩いたあちこちの稜線が一本の線につながっていくのを見ると、とてもうれしくなります。
昨年は自宅から歩いて雲取山の山頂までを一本の線に繋げました。
そして今回は将監峠と飛龍山の間を歩き、自宅〜甲武信ヶ岳縦走路がつながりました。
これからも、こうやって山と山とを稜線でつないで歩く、ピークコネクターでいこうと思っています。
次は、家から歩いて金峰山、そして八ヶ岳、そして北アルプス、そして親不知を目指していきます。
2014年6月