時の過ぎゆくままに – 雁峠小屋

雁峠の手前にいまも佇む雁峠小屋。

長らく放置されていたのを修復し、一度は復活したのだけれど、その後再び放置されて、十数年が経過しています。

遠目にはしっかり建ってるように見えましたが、近づいてみるとだいぶガタがきていて、少し傾いているようでした。

ドアのすき間からのぞいてみると、内部は思ったよりきれいでした。これならじゅうぶん寝れそうです。ただ、いつ崩れてもおかしくないですし、なにより立入禁止となっています。

広々とした笹原の端の小さな林の中にある、素敵な山小屋なのですが、このまま朽ち果てていくのでしょうね。

歩いて20分ほどの笠取小屋よりずっといい立地なのに、なんだか惜しいです。

2014年5月

奥秩父

Posted by azuwasa