廃れいく山上の社 – 高明神社 / 大岳神社 / 養沢神社
馬頭刈尾根上の高明山頂直下にあった高明神社。
いまは社殿はなく、跡地のみが残されています。
社殿はありませんが明らかに人の手が入っていて、凛とした佇まいを維持していました。
麓から馬頭刈尾根を登っていくと、植物に飲み込まれかけた鳥居をくぐります。
尾根道がそのまま参道となっています。
社はほとんど埋れていました。
さらに登っていくと再び鳥居が。高明神社跡はこの先です。
馬頭刈山からさらに先へ、大岳山を目指しました。
山頂直下には大岳神社があります。こちらはまだしっかりと建っています。
本殿もまだ新しい感じでした。
かわいい狛狼も健在です。
最後に、サルギ尾根を下ったところの養沢神社を訪れました。
さすが、里の神社は立派です。立派な狛龍が迎えてくれます。
以前は信仰を集めた山上の社も、やはり少子化高齢化の波には逆らえず、マイナーなところは廃れていってしまってるのですね。
今後は、手軽に参拝できる里の神社により集中してしまうのは否めないようです。
2013年6月