大隅半島で山登り – 高隅山(大箆柄岳)
思ったよりずっとまともな登山道でホッとした。これなら歩きやすい。
登山口までの林道はまあまあ酷かった。荒れたダートの林道は細くて狭くて、対向車が来たら避けられない。でこぼことバウンドし、うねうねと曲がりながらどこまでも登っていく。あまりにも長くて、もしかしたら道を間違えてるのじゃないかと不安になったころ、ようやく垂桜登山口に着いた。
登山口までがこれでは登山道も荒れてるのかなと覚悟して登り始めたものの、予想に反して手入れされた歩きやすい道だった。とはいえ稜線までは粘土質の急登で、油断すると滑って転ぶ。
ここは大隅半島中央部にある高隅山。カタカナの「ワ」型をした鹿児島県の右側の半島が大隈半島だ。先端に開聞岳のある左側は薩摩半島になる。
高隅山という山は実際にはなく、主峰は標高1,236mの大箆柄岳、「おおのがらだけ」と読む。なんて読むのかわからないので調べたけれど、なかなか覚えられないので今また検索した。目立った山の無い大隅半島で、この高隅山は日本三百名山に数えられている。
わりとあっさり山頂に着いた。鹿児島湾と噴煙を上げる桜島が目の前だ。
大箆柄岳から小箆柄岳、御岳と続く山域一帯を高隅山というのだろう。御岳まで行ってみたかったけれど、時間の関係でここまでで下山しなくてはならない。残念だ。
登りよりもたいへんな粘土質で滑る登山道を下り、荒れたダートの林道を慎重に車を走らせて帰った。
2025年1月