2026年新春登山二連敗
2026年元旦、国見岳新登山口を目指して、細くくねった林道に車を走らせる。天気は上々。新年最初の登山は良い山行になりそうだ。
ウキウキ気分で運転してた。が、しかし、なんということでしょう。登山口に到着するはるか手前で、林道が通行できなくなってしまった。道を重機が塞いでいるのだ。正月の朝から工事しているわけもなく、置きっぱなしなのだろう。この先は林道が崩壊して通行できないようだ。
ヤマレコの「最近の山行記録」にいくつも記録が上がっていたので、登山口まで行けないとは思いもしなかった。なんでだろとそれらの記録をよくよく見ると、最も新しいもので2022年11月だった。なんと、3年前ではないか。ちゃんと確認しない自分が悪いのだけど、3年前の記録は「最近の山行記録」とは言わないのではないだろうか…。
気を取り直して椎葉越を目指す。椎葉越は、熊本県五家荘から宮崎県椎葉村へ九州中央部の山岳地帯を越える峠だ。この峠にも国見岳への登山口がある。念のためにヤマレコの最近の山行記録を確認したら、椎葉越からの最新の記録はつい最近のものだった。大丈夫のようだ。
山道を走り標高を上げていく。上へ上へと登るにつれて、路面に落ち葉や枯れ枝が散乱し始めた。なんだかあまり車が通行してない雰囲気だなと思っていたら、突然道が消えた。なんということでしょう、道路が大規模に崩落しているではないですか。

あまりに見事に崩落していて、どうやっても通行できない。徒歩でも無理だ。修復するのも困難で放置されてるように見える。それにしても、こんな崩落箇所まで車で来れてしまうのもどうなんだ?うっかりしてると、車ごと谷底へダイブしてしまう。
よくよく調べてみると、どうやら熊本側からは椎葉越にたどり着けないようだ。ヤマレコの記録も宮崎側から行ったのだろう。椎葉越へはGoogleマップをナビ代わりにして向かった。最初に向かった国見岳新登山口もそうだ。Googleマップよ、完全に壊れて何年も通行不能な道を経路に案内しないでくれよ…。
右往左往しているうちに時間はどんどん過ぎてしまった。山は諦めて街へ行く途中、阿蘇の山並みが目に入った。最初からあっちにしておけば良かった…。

翌日2026年1月2日、日程の都合で行程の長い国見岳は諦めて、比較的短時間で登れる涌蓋山に転進した。この後の予定を考慮すると、これが今回の九州遠征最後の山になる。
登山口に向かうにつれて、なんだか雲行きが怪しくなってきた。早朝は晴れ間も見えていたのに、いつの間にか灰色の雲が垂れ込めている。辺りは薄暗くなり、あろうことか雪が降り出した。
あっという間に雪景色だ。雪道に慣れてない上にノーマルタイヤの九州人の車が、スリップしたり立ち往生したり超低速走行してたりとカオスである。なんとか登山口までたどり着いたものの、さあ登るぞ!なんて気にはなれない空模様だ。これくらいの雪なら登れないことはないが、登って楽しい予感はしない。なだらかな草原状で遮るものもなく、眺めの良さそうな山なのに、なぜこんな日に…。

気が進まないので、日を改めることにした。またいつか九州を訪れた時に登ろう。
元日二日と、新年早々二日続けて登らずして敗退となってしまった。今年はいったいどんな年になるのだろう…。
2026年1月





