しとしと雨の北八ヶ岳
多少の雨なら大丈夫だろうと思った。
土砂降りではないし、強風でもないから問題ないと思った。
しとしと雨の降り注ぐ苔の森を歩いてみようと思った。
しかし、一日中10時間も降り続けられるのはけっこうしんどいものだった。
帽子もザックもタオルも何もかもが濡れている。
レインウエアの下は汗でぐっしょり。
カメラのレンズは湿気で曇り、携帯電話は濡らし過ぎて動かなくなった。
ドブネズミのようになって下山。
テント泊の予定だったが、やめといて良かった。
車にもどってホッとした。
何もかもが濡れた状態でのテント泊、想像するだに寒そうだ。
しとしと雨も長時間降り続けられると厳しいものだと知った。