霧氷の森と白い稜線 – 赤城山
夜明けの森に朝日が差すと、風景が一変しました。
それまでの薄ら寒い紫色の世界から、透きとおった青空と白く輝く霧氷の森へ。
キラキラ輝く赤城山の霧氷の森。これは…綺麗だよ。
綺麗だとは聞いてたけど、ほんとに綺麗。言葉が出ない。
無雪期はいまいち冴えない樹林帯が、冬になると息を飲む美しい森へと変わります。
霧氷のトンネルを抜けて山頂へ向かいます。
写真撮ったり、口を開いて上を眺めたりでなかなか進みません。
黒檜山から駒ヶ岳へ向かいました。
こちらは雪があまり締まっておらず、ずざーずざーと砂走りみたいに降りていきます。
登りで使うとキツそうだけど、下りは超楽しい。
いったん大洞まで降りて大沼の上を散策しました。完全結氷してる大沼は、氷上の好きなところを歩けるのです。
湖の上からぐるっと見渡す赤城の山々は、この季節だけの特別な眺め。
さらに、地蔵岳にも登ります。
こちらはさらに雪がふかふか。ずるずる滑ったりズボッとハマったりしながら標高を上げていきます。
赤城山に登るなら、やっぱりぐるっと一周するのが楽しいけれど、好きなピークをひとつだけ選ぶなら、この地蔵岳を選ぶかな。
眼下に大沼。黒檜山から駒ヶ岳の稜線。
山頂の電波塔もかっこいい。
登りで苦労した分、下りは一気に降りていきます。
そして再び大沼を横切り、湖から赤城神社に入って、駐車場までもどりました。
いろいろ楽しめた一日でした。