北武蔵低山まったり縦走 – 不動山 / 雨乞山 / 陣見山 / 鐘撞堂山

あまり歩かれてなさそうな山道を登って峠に出ると、そこは林道だった。整備された舗装路が稜線を忠実に通っている。

ここから不動山、雨乞山、陣見山と縦走する予定で来たのだが、まずは舗装路歩きのようだ。

舗装路は意外と長かった。どこまで歩いても舗装路だ。稜線を歩いているのに、山に登ってる気がしない。

出牛峠から2km以上も舗装路を歩いて不動峠まで来た。ここでようやく林道は稜線を逸れてピークを巻いていくので、舗装路から山道に入った。

山道をわずかに登るとすぐに不動山の山頂だった。

背の高い樹林帯に囲まれた地味な山頂だ。

縦走といっても、山頂も稜線もなだらかで歩きやすい。山登りしている実感が沸かない。まるで公園を散歩してるみたいだ。

標高をわずかに下げて次の峠に出ると林道と交差した。林道を横切って再び山道を登っていく。

次の山は雨乞山だ。山頂は開けていて見晴らしが良い。

それにしても静かだ。だれも登ってこない。野上駅前には何人もの登山者がいたけど、全員が宝登山へ向かったようだ。こちら側へはだれも来ない。

次の峠でまた舗装路を渡り、陣見山へ向かう。陣見山への最後の登りは多少の勾配があって、ようやく山登りらしくなった。

のどかな山頂に腰を下ろしてのんびり過ごす。

陣見山からは波久礼駅に下山して秩父鉄道で戻るつもりだったが、地図をよく見るとここから鐘撞堂山まで行けそうだ。時間もあるし体力も残っているので、鐘撞堂山まで行くとしよう。

波久礼駅方面への分岐点で駅方面へは降りずに、東側へ下った。一旦集落に下山して、少し歩いて鐘撞堂山の登山口へ行く。

登り始めると、あっさり山頂に着いた。鐘撞堂山には何年か前に登ったことがあるが、記憶よりもずっと標高の低い山だった。なんなら今日登った低山の中でも一番低い。

山頂の蝋梅はまだまったく咲いてなかった。

鐘撞堂山は、宝登山ほどではないものの人気の山だ。山頂には登山者も多く、鐘を鳴らすカップルや、大声で談笑する年配グループと、それぞれが気ままに楽しんでいる。

賑やかな山も悪くはないけど、今日一日を静かに過ごしてきた身には少々煩かった。

あまりのんびりする気にもなれず、早々に寄居駅に向かって下山した。

2026年1月