ヒマだし天気良いので、青梅丘陵へ行ってみた日曜日

さて、どうやら天気が良いようだ。

土曜も仕事だったので今週は休みが一日しかない。夜から出かけることはせず、日曜の朝もゆっくり起きた。そして、起きてみたら空は明るく、天気予報は外れて晴天だった。

さて、どうしよう。いや、天気いいならどこか歩きに行きたくなる。

どこへ行こう。近場はだいたい歩いてしまった。歩いたことあるとこでももちろんいいのだけど、やはり知らないところに行きたくなる。登山を趣味とする人にも様々で、同じ山ばかり登る人もいるが、自分はなるべくいろいろ登りたいタイプだ。

しばらく考えて青梅へ行くことにした。ここならうちから遠くない。青梅駅からまだ歩いたことのない青梅丘陵を歩いて、どこか登ったことのある山に接続させよう。

そうと決まればサクッと起きて、玄関に置きっ放しのザックを背負い、駅へと向かった。

青梅はひさしぶりだ。転勤前は週に何度も来ていたのに、勤務地が変わってからぱったり足が遠のいている。まあだから、山に限らずだけど、いつでも来れるやじゃなくて、行けるときに行っとけってことだ。

駅から裏手へ登り、鉄道公園の脇から山道に入った。そしてすぐに山道から出てしまった。

どうやらこのへんは登山道沿いに林道が作られたようで、ちょっと登山道に入っても、すぐに林道にもどされてしまう。

巻道が林道になっていて、登山道は巻かずにピーク(というか単なるコブ)を踏むときだけ登るようだ。

最初のうちは律儀にコブに登っていたが、バカらしくなってきたのでそのまま林道を歩く。

しかしそれでも休憩舎ってのがコブの上にあり、いちおうそこへは立ち寄ってみた。いくつもあった休憩舎すべてに登ったが、どれも林道から登り林道へ降りるだけだった。

この林道は車は通行止めだから気分いい。のんびり散歩する人もちらほらいる。

低山らしい謎の施設、謎ストゥーパに立ち寄ったりしてぶらぶら歩く。

ここまでいくつものコブに登ったが、名前の付いてる最初のピークは、たぶん矢倉台だ。

矢倉台からは多少は山っぽい雰囲気になり、名前の付いてるたぶん二つ目のピークの三方山を越えてさらに先へ進む。

中世青梅の豪族三田氏が、八王子の北条氏に攻められ立て籠もった辛垣城跡を探して登った。

なんとなく石垣っぽい、山城っぽいものが残っていた。

そこからは雷電山を経由して里へ降りた。ここから登り返すと高水三山なのだが、もうここまででいいや。あとは青梅の町で一杯飲もう。

のんびり散歩と謎史跡と中世の豪族に想いを馳せる山歩きだった。