無惨な姿のアヤメ平 – 櫛形山
山の植物が鹿に食い荒らされてる話はよく聞きます。一面の花畑で知られた場所が、鹿の食害で無残な姿になっているといいます。
そんな場所のひとつ、櫛形山のアヤメ平へ行きました。
鹿よけのフェンスを開けて中へ入ります。
が、アヤメは見当たりません。
フェンスで囲われた真ん中あたりにアヤメありました。
これだけ?
この四畳半ほどのスペースがアヤメ平の最後の砦のようです。
いつか一面に広がり咲くアヤメが復活した際には、再びこの地を訪れたいと思います。
裸山山頂直下は、もう少し広い範囲でアヤメが残ってました。
こちらもフェンスで囲われています。山の中にフェンスで囲われた花畑なんて無粋ですが、現在の状況ではいたしかたないのでしょうね。
ただ黙って食べられるままにしておけば、早々に絶滅してしまうでしょうから。
2013年7月