天孫降臨の地 – 高千穂峰
日本国はここから始まった。
新年最初の登山にふさわしい場所である。
まずは麓の古宮址に参拝。
噴火の巻き添えでたびたび炎上したため、いまの場所に遷宮されるまで、ここが霧島神宮であった。
山頂はなにやら不穏なガスに覆われているようです…。
火山灰の積もったズルズル滑る登山道を登っていきます。
ズルズル滑る登りを終えて、噴火口の脇を進みます。
山頂が見えてきました。やはりガスが…。
山頂直下のこの場所が、元々の霧島神宮のあった場所だとされています。
風がめちゃめちゃ強くて一歩づつゆっくりと登ります。無数の砂粒が飛んできて顔に当たるので、前を見ていられません。
ようやくにして山頂です。天逆鉾です!!
が、目を開けてられないほどの砂嵐の中、ゆっくり感動してる余裕もありませんでした。強風に煽られてカメラもブレブレ。
逃げるようにして一気に下山しました。
麓はおだやかなんですけどね。
「まあ、東京から来たのにねぇ。ここは神様の山だから、運のいい人はいい天気になって、運の悪い人は… 」って、新年早々縁起悪いこと言われつつ、また来ます…とさみしく笑って、次の山へと向かいました。
2014年1月