スカっと晴れの浅間山外輪山周回 内側編
外輪山の内側を歩いて浅間山本体を目指します。
ここから見るとどこからでも登れそうです。登山道へはぐるっと回り込まないといけないので、ここからショートカットしたい誘惑が。でも実際に歩くと歩きにくいんだろなってのは想像できます。
浅間山へはひたすら登り。景色に変化なく、ただただ登るだけの富士山スタイルの登山となります。
火山地帯特有の荒涼とした風景の中をひたすら登ります。
振り返ると先ほど歩いた外輪山が見下ろせました。
浅間山へはここまで。ここから先は立入禁止区域です。
浅間山はいまでも噴煙上げる活火山で、火口から500m以内は立入禁止なのです。とはいえ、自己責任で登ってる方はたくさんいました。かなりたくさんいました。
浅間山の火口へは向かわず、外輪山の最高地点前掛山を目指します。
前半で歩いた黒斑山や蛇骨岳のある外輪山よりもさらに内側の、火口のすぐ周りの外輪山です。
浅間山とそれほど標高も変わらず、黒斑山辺りから見て浅間山だと思っていたのは、実は浅間山の前にあるこの前掛山だったりします。
前掛山の山頂から浅間山を望みます。
前掛山山頂の山名板には大きく「浅間山」とあり、その横にちっちゃく「(前掛山)」と記されていました。立入禁止の浅間山の代わりにされちゃってますが、なかなかどうしてかっこいいです前掛山。
前掛山からさらに先へは立入禁止でした。
外輪山といってもきれいに丸くなっているわけではなく、ほんの一部だけが壁のように残っているだけでしたが、パキッと折れそうな薄っぺらな外輪山の稜線を歩くのは見晴らしも良く、楽しく気持ちよかったです。
2013年9月