マニアックグンマーアドベンチャー – 立岩

平たく広い荒船山の山頂には、麓からではよくわかりませんが、ぽこっと飛び出した三角山があります。

そこが最高点の経塚山です。

経塚山から、さらに先へ進みます。

ここからはちょっと荒れてました。歩く人もぐっと少なくなります。多少の岩場もあります。

立岩から先は、さらにいっそう道がわかりにくくなりました。

しっかりした踏み跡をたどっていくと、崖っぷちで行き止まりになってしまったりします。

岩場のトラバースもあります。ガラガラにガレた沢も下ります。

反対側へいったん下山してから、峠を越えて荒船観音までもどります。

が、ここがさらにわかりにくい。

峠まで沢を登っていくのですが、枝沢が多く、なんども複雑に徒渉をくりかえします。まちがった沢を登ってしまうと、そのうち行き詰まります。無理してそのまま突破すれば、全く違うところへ登ってしまいます。

地形図を見て、方向を確認し、正しい道を探します。

間違えると明るいうちには帰れません。暗くなったら道を探すのは無理でしょう。

でもこれが低山の魅力。ひとのあまり歩いていない低山の魅力。

方向感覚や地形読みの力も自然についてきます。

ほんとにこれでいいのかなと、多少不安になりつつ沢を登っていくと、やっと峠らしきところが見えてきました。

あそこを越えれば、あとは完ぺきに整備された登山道を下るだけです。